こんばんは、ヤマネコです。
スマホの画像フォルダを他人に見せることができますか?
私は最近立て続けに「見せて」と言われることがあり、そのたびに躊躇してしまいました。
公的には緊急事態宣言が解除され、今月から再開された学校や会社も多いかと思います。それでも以前と同じような無防備さで遠出する気持ちにはなれませんが、延期に延期を重ねていた仕事関係の打ち合わせはようやく実現しました。
本来なら新年度に入った直後には顔合わせする予定だった新入社員さんともようやく対面。私は人と会って話すのが苦手なほうなのですが、これからお世話になる方々へのごあいさつくらいはしっかりできてよかったと思います。
そんな初対面の方々と接する中、話下手な私に代わってみなさんが会話を盛り上げてくださるのですが、話のきっかけにと「猫がお好きなんですよね」と、よく訊かれるんです。それはすごくうれしいし、猫の話題なら私でも少しは話せます。お相手の負担も減らせるかなと思って自分なりにがんばっています。
ただ、そのやりとりの最中、私の話術ではどうしても避けて通れない道が「写真を見せてほしい」とのリクエスト。
そう言っていただけるのも、本音ではとてもうれしいです。
これがうちの子です。かわいいでしょう? って私も言いたい。
でも毎回「スマホでは撮っていないので……」とお断りしていました。
これは嘘です。結構撮ってます。
ふだんブログにのせている写真はデジカメで撮影したものがメインなのですが、それを持っていないとき(主に寝起き・入浴中など)にはスマホでもたくさん撮影しています。ただ横着から写真のフォルダ分けという作業をしていないので、人に見せるとしたら「思いがけない写真」もお披露目してしまう可能性がありました。
他に何が写っているのかといえば、法律にふれるとか、年齢制限が必要とか、そういうものではありません。私が「癒し」と思いながら撮影している猫の表情や動きの合間合間に、猫のトイレの様子や、ケガしたときの傷口など、たぶん見た人を不快にさせてしまう画像も無造作に収まっているんです。
トイレの様子というのは、排泄物も含まれます。なんでそんなものを撮影するのかといえば、動物病院で先生に見ていただくことがあるため。たとえば保護したばかりの子猫の便の様子は、健康状態の確認にとても役立ちます。
他にも、ケガの治療後などはこまめに患部を撮影しておくことで治る様子が一目瞭然。私はLINEでねこ日記をつけているのですが、そこにも記録として写真を添付することができ、スマホのカメラ機能にも少しずつ慣れてきました。
ただ、フォルダ分けは面倒くさい。
スマホ画面からアルバムを開くと、ずらりと並ぶかわいい猫(親バカでごめんなさい)の写真の合間合間に、なんだこれ? と思われるだろうサムネイルが点在していて、それを見られてしまう可能性を考えると、安易に、一瞬でも、誰かの手にスマホを預けることができずにいます。
もう一つ理由をつけるとすれば、現在のスマホの待受け画面が、他界した猫であること。
名前とか、エピソードとか、話題をふくらませようとしてくださる方々だから色々訊かれる可能性は高く、でも私は答えているうちに泣いてしまいそう。それは自分でも避けたいと反射的な自己防衛をしていたように思います。
実はこれまでめったに、その場で写真を見せてほしいというリクエストをいただくこともなかったんです。会う相手が限定されていたからかもしれません。そんな唐突のできごとだったからひどく慌ててしまいました。
たぶん、私の嘘はばれています。きっと、見せられないような恥ずかしいもの(?)が写っているんだと思われている。
正直に説明すればよかったのですが、私にはそういう臨機応変さが欠けていて、慌ててご本人たちに弁明しても信じてもらえそうにないなとあきらめてしまいました。更には、せっかく話を盛り上げてくださったのにその腰を折るような反応をしてしまったこともすごく申し訳なくて、自戒の意味で今日のブログテーマにしています。
そして、
やはりフォルダ分けはして当たり前なのかな?
と思い悩んだ結果、
そうそう見せられない写真は撮らないのか!
という(私にとっての)新発想にもつながりました。
本日の猫。
以前購入したポンポンで遊ぶ猫。かわいいでしょう? って言いたい。
たしかに、ベストショットを集めたフォルダがあれば、自分の癒しにもなりますね。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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