こんばんは、ヤマネコです。
少し前に百円ショップでペット用綿棒を見つけて試してみることにしました。
パッケージにイラストがありますが、先端が洋ナシのような形になっている綿棒です。
形状の理由は明記されていませんが、おそらく耳の奥などに入りすぎないように、という工夫なのだと思います。
人間同様、定期的に猫の耳掃除をしています。その方法は、主に化粧用コットンやガーゼなどを指に巻きつけての拭き掃除。
かかりつけの動物病院では何度か直接相談したりご指導を受けたりしていますが、綿棒の使用は推奨されません。理由としては素人が使うのは難しいから。
猫の耳の中は(おそらく他の動物も)構造が複雑で、繊細。当然ながら傷つきやすい場所。とくに無造作に奥のほうを掃除しようとすると傷つけてしまう危険があり、だからこそ狭い場所まで届いてしまう綿棒は使わないほうが安全という考え方なのだと思います。
そのため私も耳の奥にはできるだけさわらないよう気をつけながら猫のケアをしています。
気になっていたのは、奥ではなく、手前の部分。猫耳の付け根辺りにもひだがあり、私の指の太さではそういった溝をうまく拭きとることができません。
コットンなどを折りたたみ、柔らかい角をつくって拭くようにしていたものの、ふにゃふにゃの生地はかえってくすぐったい様子。
結局、しっかり目視できる耳中手前の汚れについては、細心の注意をもって綿棒を取り入れていました。ピンポイントで一瞬ですむためかコットンなどでこちょこちょするよりも猫が身じろぎせず、ケアにかかる時間も短くすることにつながったからです。
一時期は先端が太めの綿棒を見つけ、これだ! と思い愛用していたのだけれど、いつからか最寄りのお店には並ばなくなってしまい、結局普通の綿棒を使うこと数年。
最近出会えたのがこちら、ペット用品コーナーにありました。
先端は意外と硬め。といっても綿棒です。力をこめれば手でつぶせそうな質感(パルプ)で、しっかりしているぶん狭い場所の掃除がしやすく感じました。
もともと猫の耳の中をごしごしこするようなことはないため、さっとひと拭きで終えたいならちょっと硬めのほうが扱いも楽。これなら希望の用途で問題なく使えそうです。
ただ先端の太くなっている部分は、あくまで奥まで入りこまないようにつくられたストッパー。今のところこの部分が耳掃除に役立ったことはありません。それがちょっともったいないかなと。
綿棒そのものがやや太くなるので、いつも購入している二百本入りと同じくらいの質量だとも(パッケージの上からだと)感じます。
これで六十本。
そんな理由から省スペースやコスパを考えると通常の綿棒のほうに軍配が上がるのだけれど、ストッパーのでっぱりがあるおかげで安全性の高さについてはこちらが上。今のところ徒歩圏の百円ショップで手に入るのも理想的。
また普段はガーゼなどを使っているため、綿棒を使うのは月に一度か二度でした。一本で左右の耳掃除ができるため、各猫に一本ずつ使っても半年以上はもつ計算。何より猫が嫌がらないので、しばらくこちらを使ってみようと思います。
本日の猫。
小一時間ほど(ずっとさがしていたわけではないのだけれど)行方不明になっていた弟猫を窓辺で見つけました。
狭い場所でお昼寝したり毛づくろいしたり。
真夏の炎天下よりも、虫や鳥の行き交う様子を楽しめる季節なのかもしれません。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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