こんばんは、ヤマネコです。
一ヶ月ほど前に新しいリップクリームを買いました。
きっかけは夏の終わりから突然「唇の皮むけ」に悩み始めたことです。
唇の皮がむけてしまうのは初めてのことではありません。むしろ私にとって、わりと日常茶飯事。放置すれば悪化するので、その都度こまめなケアでなんとか乗り切ってきました。
その方法というのは、使っているリップクリームの使用回数を増やす、食生活など根本的な見直し、といった簡単なもの。大抵は改善させることが叶っていたものの、慢性的に再発するのは致し方ないものとあきらめていたんです。
今回も同じ対策ですませるつもりだったのですが、そんな折にたまたま見かけたのがこちらのリップクリーム。
なじみのあるメンタームの薬用メディカルリップスティックCn。おしゃれでかわいいコスメ感覚のリップクリームというより、商品名どおり薬効を期待できそうなパッケージ。
お値段が600円ほど(定価990円)と私がいつも使っているものと比べるとお高いリップクリームではあったのですが、保湿以上の効果を感じられるのでは? と思い一本試してみることにしました。
結論からいえば、思っていたよりもずっと効果がありました。
中身は色も匂いもないスティックタイプで、リップクリームとしては特徴のない使い心地。味もないに等しいクリームです。
塗ったときにはしっとりするけれど、正直「こんなものか」という感想でした。
ところがこれを使い始めてから、唇の皮むけがぴたりと治まりました。
それどころかこの一ヶ月の間、一度も再発していません。
高湿度に悩む夏場ならともかく、冬に向けて徐々に空気が乾燥していくこの季節。私にとっては、なんとか乾燥を免れようと躍起になる季節でもありました。それが今年は、本当にこのリップクリーム一本で対策できています。
説明には「一日数回」と書かれていましたが、私は朝晩(朝食・歯みがき後と、就寝前)の計二回を最低条件にして、日中は別のリップクリームを使うことも多々。この一本は仕事机に常備して、洗面台に置いたりバッグの中に入れて持ち出したりするものは今も他社製品を使っています。
- 今回の薬用リップクリーム:主に朝晩一回ずつ。薬のような感覚で使用。
- それ以外:保湿目的で、主に仕事部屋以外の場所でこまめに使用。
朝晩のケアだけでは飲食後や歯みがき後などにどうしても唇がかさつくので、それを補うために他のリップクリームも継続使用することに。
当初はあまりの満足度に全部入れ替えてしまうことも考えたのですが、一本が少しお高いことと、他のケア用品との併用でも期待どおりの効果が続くと体感できたため、買い足しは見送ることにしました。こちらは私にとっては塗り薬のような感覚で、使い切ったタイミングでリピートします。
それから勝手な想像なのですが、使いすぎると薬効に耐性ができて感動が薄れてしまうかもしれない(タキフィラキシーと呼ばれるもの?)という不安もあって、素人の浅知恵かもしれませんが使用頻度を抑えています。
これまではたまに唇の皮がむけるのは仕方がないことだと思っていました。気づいたとき以外の時間は忘れてしまうような、私にとっては些細なトラブルだったんです。むけるといっても目立つような出血があるわけでもなく、自分の指でさわったり口を引き結んだときに「あ」と感じる程度だったから。
唯一気になったのが、歯科での診療時。がさがさの唇がスタッフさんの視界に100%入ってしまう。毎回ではないものの、皮むけがひどいタイミングで予約が入っていたときには恥ずかしい思いをしていました。
でも今ならいつ診ていただくことになっても、唇の状態だけは気になることがなさそう。そんな理由でホッとしています。
リップクリームといえば、かさつきの防止や一時的なケアをしてくれるものならなんでもいいと思っていたのですが、選び方でこんなに変わるものだったのかと驚きました。とくにこの季節は寝る前に念入りにケアしていても、朝起きて猫に声をかけようとした瞬間から唇の端が切れることもあったんです。そのトラブルもこれを使い始めたとたんになくなりました。
本格的な冬の前に出会えてよかったリップクリーム、すっかり手放せなくなっています。
本日の猫。
抱っこされたまま、このポーズでおなかまわりをセルフケアする弟猫。
グルーミングなら別の場所でやっていただきたいのですが……そもそも落っこちそうだと不安にならないのが不思議。
バランスをとりながら最後までやり遂げていました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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