こんばんは、ヤマネコです。
昔と比べれば、ですが、持ち物の取捨選択をうまくできるようになりました。
ミニマリスト。
ミニマルライフ。
そう呼べるほどではないけれど、多くのお客さま目線ではわが家も「持たない暮らし」寄りに見ていただけるようです。
お客さまといっても、わが家を訪れる方はそう多くありません。家族以外でリビングまでお通しするのは月に一度か二度くらい。よく「ものを減らしたら人を呼ぶのに抵抗がなくなった」と聞くのですが、私の場合、室内の状態はあまり関係ありませんでした。仮に掃除を終えた直後でも、人をお招きするのはそわそわするし、お呼ばれする側でもドキドキするので、もとより性格の問題なのだと思います。
それでも来客の機会がゼロになることはないので、来客前にバタバタと大掃除をしなくてもよくなったことは、それだけでも大きな進歩かもしれません。
ものを減らしたことで、自分にとってのメリットはたしかにありました。でも最近改めて体感するようになったのが、ゲストにとっての不便も減ったのではないかなということ。
というのも、「わが家に忘れ物をする」お客さまが減ったんです。
ペン一本。
書類一枚。
時にはポーチなど。
以前はお客さまが帰られたあとに「忘れ物」を見つけることがたびたびあったのですが、ここ数年は本当にない。逆にわが家のペンなどをお持ち帰りになった方から謝罪の連絡をいただいた経験もあるのですが、それもまったくなくなりました。
そういったトラブルがなくなったのは、たぶん接客スペースに細かいものを何も置いていないから。
テーブルも折りたたみ式で毎回設置しなおすため、机上には何もないのが通常。ペン一本でも残っていれば必ずお互いに気づきます。誰の所持品かも一目でわかりやすいので、自然と先方の忘れ物が減るようでした。
余談ですが、座卓だと脚への負担が心配な方をお迎えすることもあるので、椅子として使うベンチを活用中。ふだんは猫の二段ベッド用にクッションを並べています。
そもそもわが家の接客スペースのスタートラインは、雑多な机でした。
応接間であれ、LDKであれ、自分の部屋であれ、昔はあらゆるテーブルの上に何かしらが乗っていた。一応は文房具などをグループ化しているつもりだったけれど、食卓に何本もペンを常備する必要はないし、今思えば本当に「ひとまとめにしただけ」であって「整理整頓された状態」ではなかったなと。
ものを減らすと、片づけがしやすい。
片づいていると、掃除がしやすい。
掃除が習慣になると、(環境としては)人を呼びやすい。
更にそのお客さまへの不便(忘れ物)も減らせる。
そんな好循環へのつながりも体感できるようになりました。
実はつい先日の来客時、帰りじたくを始めた友人が「(自分は)失くしものが多いけど、この家では何も忘れない自信がある」と冗談交じりに言ってくれたんです。
言った本人にほめたつもりはないかもしれないけれど、聞いた私はちょっとうれしくなって、勝手に「続けていこう」と決意しました。
本日の猫。
位置について、
よーい……
どんっっっ!!!!
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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