こんばんは、ヤマネコです。
昨年の話なのですが、折りたたみ傘用のバッグを使い始めました。
「昔手放した折りたたみ傘」を知人から返してもらって常備し始めたのが、その少し前のこと。
実はこのバッグも、似たような経緯で他のお宅に譲り渡したものなのですが、色々あって返していただきました。
たぶんこれは私が二十歳くらいのころに買ったもの。いくらだったか? どこで買ったか? そういう具体的な記憶は一切ありませんが、自分で選んで(もしかすると買ってもらって)使い始めたことだけはぼんやりと覚えています。
内側がもこもこの給水仕様になっていて、濡れたままの折りたたみ傘を収めておくことのできるバッグです。
通学や通勤に何度か使ったような記憶がありますが、実際には「乾いた折りたたみ傘を持ち歩くバッグ」という用途がメインでした。私の生活傾向から、濡れた傘を収められるメリットをあまり体感できなかったんです。在宅業になってからは折りたたみ傘の出番が更に減り、数年前には中身とともにこのバッグを手放すことに。
それが先方(それぞれ違う引取り手)のご厚意により、昨年、両方手元に戻ってきました。
折りたたみ傘のほうは、私としては「譲った」つもりだったのに、友人が「借りた・返さないと」と思っていてくれたもの。いつかは戻ってくる可能性はあったのかもしれませんが、このバッグは完全に知人に譲渡したものでした。
実際、知人宅では役割どおりに活用されていたようです。とくに小学生の娘さんが色柄も気に入って使ってくれていると見聞きしていたのですが、実は何度かこのバッグの中に濡れたままの傘を入れっぱなしにして、その骨をさびさせてしまったそうなんです。
濡れた傘を入れていても水分がしみだしてくるようなことがなかったそうで、機能として優秀なのだなと。そのぶん中の状態を忘れがちなり、結果的にうっかりすることが多かったようです。私は使用頻度が低かったため経験していなかったけれど、そうでなければやってしまいそうな失敗です。
(週末に持ち帰った体操着袋などを洗わないまま月曜日を迎えたことが、何度あったでしょうか……)
それでも私よりずっとうまく活用してくださっていたとのことですが、その一方で何本か折りたたみ傘を買い替えることになっていたとのこと。しかも娘さんがお気に入りだった傘を。なんだか申し訳なくなりました。
ならばと、一度は「難しそうなら気兼ねなく捨てていいから」と伝えました。ただ、後から思い立って、図々しくも「もしも捨てるようなら私がもう一度使ってみたい」とお願いすることにしたんです。
そうして返ってきたのが、このバッグです。用途はもちろん、その少し前に偶然戻ってきていた折りたたみ傘の収納場所として。
引きこもり気味の生活は続いているため出番が大きく増えることはないと思うのですが、それでも折りたたみ傘の定位置や、持ち運びに使えるならいいかなと。傘本体は防災用品として保管しているので、これもひとまず同じ場所へ。
避難時に傘ケースを必要とするかはわからないけれど、いっそ裏表をひっくり返し、この内側の生地で濡れた衣類や荷物を拭く用途には使えると思います。
実は乾いた状態ならとても軽く、バッグ型で持ち運びもしやすいので、日常でも機会があれば使ってみたいなと。
最近でも似たような商品をお店で見かけることがあるのですが、今は縦型が主流なのでしょうか。たしかにスマートで持ち運びがしやすそうだと感じていました。
私の使用頻度や用途では今の形状でも問題を感じないので、このまましばらくお世話になろうと思っています。
ところで、折りたたみ傘よりも圧倒的に出番の多い長傘に少々問題が出てきました。
これは長傘をまとめるストラップ、中央はそのボタン部分で破損しています。といっても表面のくるみボタンがとれただけで、見た目が悪いものの使用には問題ありません。もちろん本体も無傷。
ボタンの表面はどこで落としてきたんだろう? と思ったのですが、なんとリビングにありました。黒いものが落ちているので虫かと思いびっくりしたのですが、よく見たら傘のくるみボタン。
疑う余地なく、猫がかじりとったに間違いなし。使った傘をバスルームで干していたのですが、それを見つけた猫が一瞬のすきをついたのだろうなと。
本来なら補修を考えるところ、残しておいても危険と思い即刻処分しました。
傘の生地を破かれることには気をつけていたけれど、くるみボタンを食いちぎって逃走するなんて予想できなかった……でも飲みこませずにすんで本当によかった。想像して胆が冷えました。
まだまだ危険に対する認識力が足りなかったこと、大いに反省しています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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