こんばんは、ヤマネコです。
いくつかの竹製品でお世話になっている竹虎さんで、市場かごを買いました。
といっても購入したのはもう数年前のことで、そろそろ春夏に向けて出番を増やそうと思い始めたところです。
市場かごがほしいなと思ったきっかけは、ゆるりまいさんの本で紹介されていたからでした。型崩れしにくそうなしっかりしたかごバッグは、お弁当などを入れてピクニックに行くにも、書類などを持って打ち合わせに出かけるにも、とても便利そうに見えたからです。
そんな思いでしばらく悩み、私が選んだのは竹素材のものでした。
虎班竹専門店「竹虎」の、スズ竹市場かごです。
実はこのかご、ネット注文後に届いたものは「イメージと違う」というのが第一印象でした。当時の写真が見つからなかったのですが、最初はさわやかな若竹色というか、グリーンのかごバッグだったから。
竹製品の色合いは経年変化していくもの。というのは説明にもあったものの、それでも私の想像よりだいぶ青々としていて、求めていた渋めの風合いとは異なったことに、少しがっかりしたのが本音です。
そう思いながらも三年ほどが経ちまして、今はこれこれと思う色合いに育ちました。昨年の夏にはもうこのくらいの色だったので、これ以上の変化があるとすれば今後はゆっくり進んでいくのかもしれません。
かごバッグといえば、夏のアイテム。
と思っていたけれど、春のお花見や秋の紅葉狩りなど、自然散策や行楽に持ち出しても趣がありました。さすがに冬場の出番はないかなと思っていたけれど、それこそ買い物用に持ち出すならおかしくないと思います。
とはいえもともと外出機会の少ない私が、真冬に市場かごを持って出歩く機会は限りなく少ないのですが、だからといって「季節もの」としてしまいこむことはありません。
冬の市場かごは、室内でブランケットなどの収納ボックスとして活用させます。
- かごバッグの出番が減る冬の間は、季節的に増えがちな布製品の見せる収納に。
- 布小物が減る春から秋には、外出用に。
冬アイテム専用の収納ケースを持たない代わりの、かごバッグ。
市場かごはバッグ自体が形を崩さず自立し、ナチュラル系インテリアに溶けこむ雰囲気を持っているので、収納用品としても本当に役立っていました。そう考えるととても合理的なアイテムです。
そんなかごバッグですが、今冬はまた少し違った用途が見つかってしまいました。
入れておいたひざ掛けなどはたびたび引っ張りだされ、代わりに子猫が収まっていたんです。
相変わらず何をしでかすかわからない新入り子猫。どうか、どうか、爪とぎだけはご勘弁を……! という気持ちでアワアワしつつ見守っていたのですが、不思議とそんなそぶりはなく、この中でくるんと丸まって眠っていることも。
入るぶんには余裕があっても眠るにはせまいだろうに、何かとこのかごに収まりたがり、実をいえば例年と違い、今冬はほとんど「収納」としては使えませんでした。
こんな顔されたら、無理です。
かごバッグはかごバッグでも、季節問わずに使える市場かご。
わが家ではちょっと特殊な用途でも活躍するようになりましたが、これからの季節は、これを手にお出かけするのも楽しみにしています。
特小、小、大、特大、特々大とある中で、選んだのは小サイズ。それでもB4書類が横に収まる大きなサイズでした。
- スズ竹市場かご(小)篠竹 約W39×H25×D20cm
- 同シリーズのサイズ違い:特小、小、大、特大、特々大
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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