こんばんは、ヤマネコです。
小さいながら家庭菜園があり、今夏の収穫を楽しみにしていたのが「ほおずき」でした。
といってもよく見かける観賞用のものではなくて、「食用」のほおずき。熟しても黄赤のような色にはならず、薄い皮(がく)は枯れてしまったかのような見た目になっていました。
がくを開くと、あらわになった実は熟す前のトマトのような色。
正直どんな味かの想像もつかなかったのですが、家族にすすめられるがまま恐る恐る口にしました。
結論から言えば、食用ほおずきは甘味のあるトマトのような味でした。トマトと同じくなす科なので、かなり濃い甘さのナスとも言える。
食感と酸味はトマトに近く、あとから甘さが追ってくるような。食べたことのない味ではあったのですが、私はおやつにトマトをかじるくらいのトマト好き。食用ほおずきもおいしくいただきました。
手をかけなくてもたくさん実がつくので、ひと苗あるとかなり楽しめそうです。
家族が食用ほおずきを植えてくれたのは昨年のこと。
初年はあまり実つきがよいとは言えなかったのですが、うまく育たない実も含めて種はたくさんこぼれたようで、今年はほぼ自生で殖え、育っています。強くて育てやすい植物なのはたしかなのかなと。
枝からの収穫もできますが、食用ほおずきは落果しやすいそう。がくで実が守られているので、落ちたものを集めて食べてもよいとのことでした。
なお赤々と美しく色づく観賞用のほおずきには毒があるそうで、安易に試食しないほうがよさそうです(私は思わず試してしまいそうでした)。
根茎は生薬(酸奨根/さんしょうこん)となり、せき止めや解熱剤などの効能が。ただし堕胎作用も引き起こすので、妊娠中の女性が摂取するのは危険です。
観賞用ほおずきは、毒にも、薬にも、飾りにもなる優秀素材のようです。
観賞用ほおずきは、新盆のお飾りに使いたいなと思っています。
今日は、ちょっと早いかもと言いながら、接近中の台風を心配し、わが家の食用ほおずきを早期収穫することに。
がくの色を見るとまだ青いのですが、つまんだ一つはおいしくいただけました。
少しずつの収穫となっているブルーベリーもいっしょに楽しみながら、北上中の台風通過を見守りたいと思います。
本日の猫。
「明日の朝は皆既月食なんだって」
「台風も来るんだって」
「月食、見られないじゃーん!」
と思ったら、天候に関わらず関東では観測が難しいそうです。無念です。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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