夏に向けて、保冷シュパット。

こんばんは、ヤマネコです。

折りたたみがとても簡単な、シュパットというエコバッグを使い始めて三年になりました。

過去記事：一気にたためる、シュパット。

バッグ型に開いた際、かっちりした底や角のないデザインを使いにくく感じることもありそう。ただ私にとっては管理の手間を減らしてくれるメリットが大きく、エコバッグのメインはこのシュパットになりました。

一度に大量の買い出しをするときよりも、こまめに買い物をするときに向いていそうだというのが私の感想。とくに私は徒歩で出向ことが多いので手荷物は少なくしたいし、買い物の際にエコバッグを開く手間も極力減らしたい。その点でもシュパットはとても便利なアイテムでした。

季節を問わず重宝しているシュパットですが、昨年晩夏、まだ気温が高かった頃に買い足したのが保冷タイプのもの。

真夏にも徒歩での買い出しが多いわが家。復路だけで寄り道がなければ五分弱のお店もあるけれど、確実に日陰だけを歩けるわけではありません。家に到着した頃には冷凍食品が若干溶けだしていたり、生鮮などの状態を心配したりすることがありました。でも大きなクーラーボックスを徒歩で持ち歩いてスーパーに通うのも現実的ではなく、当初は100円ショップで保冷バッグを買おうと思っていたんです。

そんな矢先にシュパットからも保冷タイプのものが出ていると知り、通常タイプの便利さを知っている私は試してみたくなりました。

そして購入したのがMサイズのシュパット保冷バッグ（上の写真では右のもの）。

通常タイプは、にぎやかな柄のものを選んでいますが、色味は控えめ。パッと見て保冷タイプを見分けやすいよう、色は赤を選びました。

私の写真ではピンク系にも見えますが、どちらかといえば黄みがかかった朱色系にも見え、真っ赤ではない印象。今回は期待どおり他のバッグとの見分けが明確になったのでよかったです。

表地は厚みのあるポリエステル生地で、更に内側にはアルミ蒸着生地が使われているそう。

似たようなつくりのものは色々見かけますし、実際にお安いタイプを使っていたこともありました。ただそういうものは総じて薄手だったし、アルミ部分は折り目が破けやすかったりもろかったりするイメージを持っていました。

でも今回はそれらと比べるとだいぶ上質な素材のように思えます。

そのぶん、たたんだときに厚みが出て、かさばってしまうのがある意味デメリット。エコバッグならよりコンパクトに管理したいのが本音です。

ただ薄いほどに保冷の性能は落ちるはず。用途や目的を考えればバランスのとれた厚みなのだとも思いました。

シュパットのM、通常タイプと保冷タイプを並べたとき、ぱっと見のサイズ感にさほど違いはありません。

その上で保冷タイプのほうは生地が厚いため、本体はやや重く、容量は小さめでした。

シュパット（通常）Mサイズ：16L
シュパット（保冷）Mサイズ：12L

いくらこまめに買い出しに行くとしても、保冷タイプのMサイズだけで一度の購入品を持ち帰るのはわが家では無理そう。会計をすませた後の袋詰め作業では、生ものだけ、冷凍食品だけという具合に分けて保冷バッグに詰めています。

また生地の厚みゆえだと思うのですが、開いたときのサイズ感があまり変わらないのに対し、たたんだ（伸ばした？）状態では違いがありました。

保冷バッグのほうは長さよりも、幅がある仕様。

左から、保冷M、通常L、通常Mサイズ。保冷バッグはたたむとほぼ正方形になり、通常タイプと比べてコンパクトさに欠けました。

やや重たい。
やや容量が小さい。
ややお高い。

バッグ単体で見ると残念ポイントも目につきますし、同じように思われているレビューも多々拝見しました。でも、使ってみれば保冷効果は期待以上。持ち帰ったアイスなどの溶け方が全然違うんです。冷凍食品などはあまり買うことがないと思っていたけれど、自宅用はもちろん、お使い物などに冷菓や氷菓などを買ったときにも大活躍しました。

購入したのは晩夏だったため、涼しくなるほどに出番も減ってしまったけれど、一度だけファストフードの温かいハンバーガーなどを持ち帰る際にも使ったことがあります。基本は保冷バッグとして使うものですが、そのときには冷めにくさも感じることができました。とても優秀。

一時的に使うものならお安い保冷バッグもいいなと思います。生地が薄いもののほうがコンパクトになるし、軽くて持ち運びには便利なはず。実際、最初は私もそのつもりでいました。

ただシュパットの保冷バッグは本当に丈夫そう。先にも書いたとおり内側のアルミ生地がすぐに傷んでしまうような印象もなく、アイスの箱など、角のあるものをぽんぽん入れても不安がありません。

つくりのよさ優先の保冷バッグは使ったことがなかったので、改めて期待が高まりました。

最近は日によって暑かったり寒かったりと重ね着に迷う気候になっていますが、私は相変わらず徒歩での買い出しが日常的。おそらく真夏もその暮らしが続くのですが、これらのエコバッグには更に活躍してもらおうと思っています。