こんばんは、ヤマネコです。
先月から、毎週のように近隣で夏祭りが催されています。
小さいものから大きいものまで、コロナ禍では開催が見送られていた催しが次々と復活しているようでした。
(個人的にはコロナ禍を脱したとは思っていないのですが、それはそれ)
引き続きマスクや人との接し方に気をつけながら、参加できるお祭りは覗いています。残念ながら私が楽しみにしているバザーは開催が見送られたようだったけれど、老若男女の和服姿をたくさん見られる貴重な機会でもありました。
- 過去記事:夏祭り中止、私のがっかり。
飲食は控えめに、長居もしないように雰囲気だけでもと楽しんでいます。
夏祭りの関係で、感染症以外に一つだけ心配しているのが花火のこと。
比較的近い地域で鳴る花火の音を、今年は例年以上に怖がる猫がいるのです。
同居している猫たちは、これまでさほど花火を怖がりませんでした。最初の音にびっくりしたような反応を誰もが見せるけれど、とくに危険はなさそうだと各々判断して寝床に戻っていくことがほとんど。中には私が開けた窓から一緒に空を眺める子もいました。
幸い花火自体はとくに気に留めることもなさそう。と思っていたら、今年になって突然、弟猫が花火を怖がるようになりました。
理由は間違いなく音。
そのため今年は花火の音が聴こえても窓を開けるのはやめました。シャッター(雨戸)がある窓はそれも閉めるようにしています。響くような音を完全に遮断することはできないけれど、それでも音の大きさはだいぶ変わり、弟猫も少しだけ安心してくれているようです。
夏の風物詩の一つを眺めることもできないのは少し残念。
でも猫のストレス軽減のほうが大切。
そう思う一方で、多少の音には慣れてほしいという気持ちもありました。被災時はどんな音がどんなタイミングで鳴り響くかわからないので、花火のような音にも耐性を持ってほしい。つまり花火は、わが家の猫たちにとってある意味での防災訓練。毎週末のようにそう考えながら、怯える弟猫を見ると窓を閉め切らずにはいられませんでした。そういう部分にいつもジレンマを感じています。
被災時のことを思えばちょっとしたストレスには慣れてほしい。でも猫が嫌がることをさせたくないし、できる範囲でストレスとなりうるものは取り除きたい。
花火に限らず、今年の夏はとくにその二択で悩みつつすごしています。
もしものときに人間でも大きなストレスを感じるに違いない環境で、猫たちの心身の変化を思うと不安でたまりません。必要な備えは熟考していくけれど、あとはただただ災害が起こらないよう祈るしかできない。それが本当にもどかしいです。
本日の猫。
全力でリラックスしているときの猫は本当に無防備。
どこをさわっても嫌がりません。
起きもしません。
ずっとずっと無反応。
同居させてもらっている人間は、そういう環境を一生維持するために試行錯誤しています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
お気に入りテーマ。
おうちごはんを楽しむ暮らし
無印良品週間で購入したもの
大人ナチュラルファッションが好き