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ハンモックの、心地よさ。

こんばんは、ヤマネコです。

この一年と少しの間に、友人たちが続々と「おうちハンモック」のデビューを果たしていました。

感染症の影響もあって外出が制限され、外で楽しめることが減ってきたというのが最大の理由だと思います。出かけにくいぶん、家の中をもっと快適に、楽しく、そういう模索をする中でハンモックというのが一案となるようでした。

 

そういった報告が私のところに集まったのは、わが家のリビングでは友人たちに先駆けて自立式ハンモックを設置し、愛用していたため。今年で六年目。その間に友人たちにも話す機会はあったので、今回の購入時には改めて使用感を聞かれたり、選び方の相談にのったりしていました。

大層な話ができるわけではなかったけれど、私のところに連絡がくる時点で購入の意志が固まっている人が多かったのだと思います。実際に「検討している」といっていた大半の家でハンモックの使用がスタートしたようでした。

 

そんな中で耳に届いたのが、やはり「イマイチ寝心地が悪い」という話でした。寝方(ハンモックの生地に対して体を傾ける方法)についても話していたのですが、それを取り入れてさえも体が痛くなるというか、気持ちよく休めないとのこと。

こればかりは仕方がないなと。体型や寝相、どんな状態を心地よいかと感じるか? など、いずれも個人差が大きいことなので。

それでも勧めてしまった(購入を止めなかった)私は、申し訳ない気持ちに。友人たちからは「子どもが日中楽しんでる」「椅子感覚で使ってる」など励ましとも思える感想が届いて、少しだけ居たたまれない想いでした。

 

というのは、夏前の話です。

実は最近になってその友人から「寝心地がよくなってきた」という再報告がありました。

 

使い方を変えたのか、生地などの本体を見直したのか、気になって話を聞いてみたところ、本人たちもよくわからないそう。ただ、もしかしたらとの前置きつきで話してくれたのが「慣れてきたんだろう」という推測でした。

もともとは、ハンモックから落ちそうだった、寝相でひっくり返りそうだった、時間がたつと生地が破けそうだった、そんな様々な不安の気持ちを抱えたまま使っていたのだそう。でも毎日おそるおそるでも寝ころんだり座ったりしているうちに、大丈夫だとわかったと。

当初は緊張してこわばった身体のまま使っていたハンモックに慣れ、リラックスした状態で身を任せられるようになった。その結果、寝心地のよさを感じられるようになったんじゃないか、と言われたんです。

 

私は何をするにも消極的で、新しいものごとにふれるときはおっかなびっくりなのですが、一度試してしまえばわりと順応性が高いほうなのだと思います。そうして安心しきった結果、自信過剰になり失敗することも多いため長所とも呼びにくいのだけれど、ハンモックにも比較的あっさり慣れました。

自分の体形(小柄)や寝相(あまり動かない)もあって、ハンモックから落ちるわけがない、という妙な確信もあったのだと思います。当初の私も長時間の使用には四苦八苦したけれど、その対策さがしをすることはどこか楽しんでいました。せっかくなのでなんとか快適に使いたいなと。

でも、本来はもっと慎重に使うものなのかもしれないなと、そのときようやく気がつきました。

 

これまでは友人たちにも「いいよ~快適だよ~」と気軽に伝えていたけれど、考えなしで使えばケガにつながるものであることはたしかです。自宅用の自立式ハンモックはさほど高いところで使うものではないものの、生地が破れたり骨組みが変形したりすれば事故にもつながるかもしれない。

ソファや椅子なら完全に安心というものではないけれど、ハンモックのほうがあきらかに不安定。そこは改めて認識しておかなければなりませんでした。

 

とはいえ、それでも快適なんです。

こんな角度と素足で恐縮ですが、ここは私の夏の昼寝場所。クーラーの利いたリビングに設置したハンモックにごろんと横になって、ほんの少しの間眠る場所。

といっても写真のとおり、私が寝ころんだ直後に猫が飛び乗ってくるので涼しさは少し遠のきますが、それでも癒しと安らぎのスペースであることはたしかです。

猫にも人間にも、安全には気をつけながらこれからもお世話になりたいです。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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