こんばんは、ヤマネコです。
お盆前のことなのですが、質の良い新生姜を手に入れたので生姜糖をつくりました。
最近では日常的なお菓子づくり感覚で行うことが増えたのですが、今回初めて圧力鍋を使ってみたところ大変時短になりました。それでいて柔らかさなどもものすごく好みに仕上がったのでメモしておきます。
材料のメモ
- 新生姜…500g
- 砂糖(シロップ用)…500g
- 水…500ml
- 砂糖(仕上げ用)…250g
新生姜、シロップ用の砂糖、水は同量。
仕上げ用の砂糖はその半量を目安に好みで。
手順のメモ
- 生姜を洗い、傷や汚れなど気になる部分だけ包丁で削り落とす。
- 3~5mmを目安にスライスする。
- スライスした生姜を圧力鍋に入れ、砂糖(シロップ用)をまぶして小一時間放置。
- 生姜から水分が出てきたら、そこに水を加えて加熱開始。
- 圧力鍋のピンが上がったら三分加圧。
- 自然減圧したら鍋を開け、生姜スライスと液体(シロップ)に分ける。
この時点でシロップが完成。シロップには少量のレモン汁を加えるとほんのりピンク色になります。
生姜スライスのほうは次の工程へ。
- シロップと分けた生姜スライスと砂糖(仕上げ用)を鍋に入れ、弱火にかけながら炒める。
- 砂糖が溶けたら火を止め、冷めるまでそのまま。
- 冷めた生姜スライスを網の上に並べて乾燥させる。
好みの乾燥具合になったら完成。その時点で表面がべたつくようなら砂糖(分量外のグラニュー糖)をまぶす。
これまでは普通の鍋で加熱し、だいぶ時間をかけて調理していました。そのぶん光熱費もかかっていたと思います。
圧力鍋を使えば、その加圧時間は三分間。ピンが上がるまでの時間と、自然減圧での待機時間という前後を考えると全部でニ十分弱かかりましたが、それでもだいぶ時短と省エネになりました。
しかも心持ち厚めにスライスした新生姜が、短時間調理とは思えないほどに柔らかく仕上がってびっくり。半生のフルーツ、あるいはちょっと硬めのゼリーのような食感。
いつも網での乾燥を始めた後は、試食しながら完成のタイミングを見計らっています。
その試食が家族全員それぞれ止められず、乾燥し終えたときには生姜糖の量が半減しているほどでした。
とにかくおいしくて大満足。なんならもう少し厚めにスライスして、干しいものようなドライフルーツ感を楽しんでもよさそう。
カラカラよりもしっとり瑞々しい食感を維持しようと思うと、表面がべたつく状態で完成させることになります。そのため今回の生姜糖はいつもより多めの砂糖をまぶしての完成となりました。
ちょっと甘すぎるかな? と心配したけれど、この後もあっという間に完食。手前みそ発言が続きますが、過去一番おいしく、しかも短時間作業ですんだ生姜糖でした。
これまでは生姜糖に圧力鍋を使うという発想がありませんでした。初の試みでは三分加圧にしてみたのだけれど、ちょうどよくできたと思います。
生姜糖づくりというと、工程は簡単だけれど時間がかかるイメージだったはずが、圧力鍋のおかげで週一回ペースでつくりたくなりそうなお手軽レシピに昇格。
シロップのほうは炭酸割りにして自家製ジンジャーエールとして楽しんでいます。
いつもの私にとってはシロップのほうが主役のような扱いなのだけれど、今回はいつも以上においしくできた生姜糖が大勝利。
今出回っている新生姜は多くがハウス栽培のものだそうで、露地栽培の旬は秋。毎週はさすがにハイペースすぎるかもしれませんが、今年はこれまでよりもたくさん生姜糖をつくることになりそうです。
本日の猫。
最近また毎日活用されるようになったニャンモック。
- 過去記事:ニャンモック、スタンド復活。
乗ってからの方向転換もお手のもの。
生地は厚手ですが、夏場はちょっと涼しいのかもしれません。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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