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2022年12月の庭、今冬はより寒く。

こんばんは、ヤマネコです。

今月も庭の様子をご報告させてください。

先月の庭はあまり変わり映えがなかったり、私自身が写真の用意をできなかったりで定例の庭報告ブログはお休みしていました。今月も際立った変化はないのだけれど、記録を兼ねて少しだけ書かせてください。

 

今冬の関東は例年よりも寒いそう。

そんな予報は夏の終わりから聞いていたけれど、似たような表現は毎年のように聞く気がするし、そもそも冬が寒いのは当たり前。いつもより寒いというのも半信半疑。そうして迎えた今冬は、日々眺める温度計の数値からも予報が当たっていたことを実感しています。

 

そんな気温の中で、数日前に迎えたクリスマス。わが家のクリスマスホーリーの実も真っ赤になっていました。

今年は少し深めの剪定を行ったこともあり、鈴なりと呼ぶにはやや寂しい量の実。

それでもこの様子を目にするたび、クリスマスだな、年末だなと実感します。

 

それから今の季節、わが家の庭で咲いてくれる希少な花がローズマリー。

わが家には数ヶ所にローズマリーを植えているのだけれど、私はつい花を見逃しがちなのです。そういえば秋から冬を越え、春まで咲いてくれる強い花。しばらくの間、楽しませてもらえそうです。

 

現在あちらこちらで見られる赤い実でにぎやかさのある庭ですが、花の主役はなんといってもツバキ。

数ヶ月前からつぼみの写真とともに楽しみだと書きつづってきたけれど、とうとう花期の本番に入ってきました。

ツバキにも様々な品種があるようで、私にとって馴染み深いのはこういうたくさんの花びらを持つバラのような雰囲気の花なのですが、もっとシンプルな、凛としたツバキを思い浮かべる方もいらっしゃるのだなと最近ようやく自覚しました。

確信がないのですが、画像で検索する限りはピンクに白斑が入る八重咲の、「タイニーミー」という品種に近い雰囲気。正解がわかる身内に心当たりがなく、答え合わせができません。名前がわからなくとも、とても華やかな咲き方は冬の色どりとして美しく感じています。

 

今の季節は完全にお休みしている家庭菜園、と思ったら、すみっこで赤唐辛子が収穫されずに残っていました。

遠目に見て、花が咲いているのかと思ったら唐辛子。収穫期は秋のはずなので少し放置状態、この後家族の手により丸裸にされていました。

 

この季節の実といえば、今年はとても残念だったことがあります。

これはナンテン。今の季節、それこそ赤い実が鈴なりになっているはずだったのですが、このとおり閑散とした状態になっていました。

じつをいえば夏の終わりの時点でほとんど実がついておらず、どうやら今年はほぼ結実に失敗してしまったのだと気づいたのが秋半ば。それまで、実がつくのはこれからかな? と淡い期待のまま勘違いをし続けていました。実際には夏の終わりからほとんど変化していません。

毎年、赤くなった実を早々に鳥たちに持っていかれてしまう心配はしていたけれど、こうして実がつかなかった年は私が観察している限りでは初めてのように思います。とはいえこれも自然の形。樹そのものの健康状態は悪くないようなので、また来年の変化を楽しむようにと気持ちを切り替えました。

 

今年は確定発表後の入梅期間が後日訂正されたり、命の危険を感じそうな猛暑になったり、気候の変化にもたびたび驚かされていました。かと思えば、こうして迎えているとても寒い冬。

人間としても気忙しさに翻弄されているけれど、植物にとっても厳しい一年だったのかもしれません。今のところ大きな被害を受けた庭木などはないため、また来年も見守りながらすごしたいと思います。

 

本日の猫は、お蔵出しの弟猫。

季節を感じるのは屋外だけではなく、屋内で暮らす猫もまた。

冬毛で一回り大きくなってすごしています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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