こんばんは、ヤマネコです。
昨年末に「フェリシモ」で初注文しました。
フェリシモを一言で説明するなら、ナチュラル系(?)アイテムの通販サービスでしょうか。
子どもの頃から漫画雑誌の広告などでも見た記憶があって、何度かカタログを手にしたこともありました。いつの頃からか「フェリシモ猫部」というオリジナリティあふれる猫雑貨の製造販売や、猫情報などが配信され始め、ますます気になる存在になっていたのですが、実際に利用したのは今回が初めてです。
気になりつつも利用できなかったのは、もともとちょっと独特なサービス内容だったから。
- 同商品でいくつか「色柄の違うもの」があっても、自由に選べない。
- 毎月「おまかせ」で一つずつ届き、すべての色柄(全種)を「そろえること」が前提。
商品によって注文のルールが異なる場合もあるのですが、過去に私がほしいなと感じたものは大半がこの条件でした。コレクターには楽しいサービスだけれど、「気に入ったものを一つだけほしい」というときは……正直、とても不便だなと。
そして今回の注文も「四種類の中からどれが届くかわからない商品」でした。
それでも買うことにしたのは、そもそも「どれが届いてもいいかな」と思えたからです。
こちらは猫の手キークリップで、それぞれ「キジトラ、チャトラ、サビ、ミケ」の四種類。もう、どれが届いてもいいじゃないですか(と思うのは私だけでしょうか)。
ちなみにクリスマス前に注文したので昨年内に届くかなと思ったのですが、お正月明けでした。年末年始をはさんだこともあってか長く待った気がするけれど、期待を裏切らない商品が届いて大満足しています。
尚、「全種そろえることが前提」と書きましたが、初月分が届いた後、次月以降の分は配送(注文)をストップさせることもできます。ほしいのは一つだけで、どれが届いても文句なし、という希望であれば、一般的な通販で「色柄はショップにおまかせ」という条件と大差ありません。
実際に、私もこちらが届いた時点で二回目以降の配送をキャンセルさせていただきました。改めて再開させることも可能だそうで、再開後も情報が引き継がれ、今回届いたもの以外(残り三種)が届き始めるそうです。
さて、このキークリップ。届いたのはチャトラで、ずっと眺めてしまうくらいかわいいです。
たぶんどれが届いても私の反応は変わらなかったと思うけれど、本当にかわいい。
以前からこのキークリップの存在は知っていて、ほしいと思ったまま思い悩むこといく数年。他の類似商品(お店)もチェックしていたのですが、猫の手を借りる以上の好条件は見つかりませんでした。
用途としては、バッグの中で行方不明になりがちな鍵などを「定位置」にとどめさせておくもの。フックに鍵をつけた状態で内ポケットやバッグの縁にこのクリップで留めておけば、取り出すときに便利です。
私が今回のキークリップを手に入れるまでの間、仮に使っていたのがこちらでした。
ダブルクリップ(文具)に鍵のついたボールチェーンを通したもの。必要十分といえばそのとおりだけれど、見た目がこれだし、クリップ力が強すぎて毎日出し入れするには不向きかなと。ただこの鍵(猫カバーつき)は自宅のものではなく、諸事情から預かっている時々しか使わない鍵なので、なんとかしのげていました。
改めてキークリップを買おうと思ったきっかけは、ふだん着物を始めたから。
帯にはさんで使えるものがほしくなったんです。
TPOにあわせた使い方は今後考える必要はあると思いますが、ふだん着として取り入れる中で帯の中は多用途なポケット。買い物に行くくらいなら、鍵とか、薄いカード入れとか、軽くて小さなものは帯の中に収めておきたいんです。でも落下するのも心配なので、帯を傷めにくく、見た目もかわいいクリップがあるといいかなと。
結果、私は猫と手を結ぶことを選んだのでした。
そしてもう少しだけフェリシモに対して不満を連ねてしまうのですが……
商品が届いたとき、カタログの多さに「もったいない」と思ってしまいました。わが家ではすぐ資源ごみにしてしまうのになあって。
ただ、すっごく楽しめたのも本音です。とくにアニマルシリーズの冊子はどこを開いてもかわいかった。なんなのだよ腹毛って。
たまによくわからないもの(牡蠣モチーフのクッションなど)を売っているのも嫌いじゃないです。目のつけどころが斬新でハッとさせられたり、笑ったり。
商品とともに届いたこれらの冊子。今回はたまたま知人(インターネット環境を持たない人)に見せたら興味を持って引き取ってくれたので、注文者の周囲への「布教用」と考えれば良いのかもしれません。ただ私自身はこういった情報をネットでも見られるので、やはり注文時に「カタログ不要」の選択ができるといいなと思っています。
そして他にも「フェリシモ猫部」にて注文(同梱)したものがあるのですが、いずれにしてもいいなと思っているのが商品ごとに設定されている「猫基金」。
猫部の商品に限られるし、価格の一割にも満たない額(たとえば1,200円の商品を買って36円の猫基金)ではあるのですが、間接的にできる募金の感覚が私はちょっとうれしいので、同じような商品で同じような価格帯ならフェリシモにしようかな、と考えることもありそうです。
また個々の商品ページにレビュー欄がなく、個人の感想が見えにくいのでちょっと不安もあったのですが、私が今回注文したものに関してはどれも満足でした。
明日、改めて同梱品についてご紹介させてください。
キークリップと初対面した日の猫。
私も猫の手をゲットしたよ!
というわけで、握手(?)。
イー・ティー(スピルバーグ作)……かな?
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
お気に入りテーマ。
おうちごはんを楽しむ暮らし
無印良品週間で購入したもの
大人ナチュラルファッションが好き