こんばんは、ヤマネコです。
一時期の私は、使い捨てるものを減らすことに躍起になっていました。
言い換えるなら、ごみを減らしたい。
今でも可能な範囲でそういう選択をしたいと思ってはいるけれど、あくまでそれは理想論。ここ数年で様々な変化や経験もあり、これに関しては以前ほどの強い意志はなくなりました。
そしてその選択の条件となる部分は定期的に見直すことに。今日は今の状況とあわせて考えてみました。
使い捨てるもの
- 一時的な用途であったり、一定期間内の使用回数が決まっているもの。
- お手入れするのに手間やコストが大きいもの。
- ごみとなるものに再利用方法(次の役目)があるもの。
たとえばキッチンのレンジフードのように油分を含んだ埃が付着したり、構造の複雑さから内部までの大掃除のハードルが高くなったりする換気扇には使い捨てフィルターをかぶせておくほうが便利。わが家のレンジフードの部品は丸洗いできるものも多いのですが、そのぶん大掃除という感覚で大きな手間や時間もかかり、洗剤や水道代のコストも無視できません。
今でも年に数回は分解洗浄するけれど、使い捨てフィルターをかぶせていれば内部を確認したときに実感する汚れ具合も違います。圧倒的にお手入れが楽になる。
フィルター代とごみが増えること。
洗剤や水道代と手間が増えること。
どちらも間違いではなく、自分にあった選択ができればいいのだと思うようになりました。
またかつて使い捨てない方法を選んでいたコーヒーフィルターは、使い捨て(ペーパーフィルター)を選ぶことで、コーヒーかすを消臭剤として再利用することが容易になっています。食器を拭くふきんなども定期的な交換をくり返しつつ掃除用などで使い切れる。一つの用途だけでは終わらない多用途なものであれば、積極的に取り入れたいと思うようになりました。
使い捨てないもの
- 日常的に使用頻度が高いもの。
- お手入れや収納管理が簡単なもの。
- 特別こだわりのあるもの。
無意識且つ当たり前のように使い捨てない選択をしているものは私の身の回りに多々あります。食器、衣類、筆記具など数え上げればキリがありません。
仮に毎食割り箸を使うとすれば、衛生的でお手入れも楽なはず。でもそうしないのは使用頻度が高くコストを考えるともったいないから。そして洗ったり収納したりの管理がさほど難しくないからなのだろうなと。小さいものとはいえごみが増える厄介さもあります。
新たに使い捨てない選択を検討するときは、そういう条件を当てはめながら考えるようになりました。一般的に使い捨てが当たり前のものであっても、自分や家族にとって使用頻度が高いもの、それでいてお手入れや収納がそう難しくないものはくり返し使えるほうを選んでもいいかなと。
最近でいえばまさにアルミ製のストローがそうでした。たしかに使い捨てストロー百本分くらい(千円弱)の出費にはなったけれど、わりと出番がある上に箸一本が増える程度の質量なので管理も楽。満足度が高かったので買ってよかったなと思っています。
使い捨てない選択、ごみを減らす志向は今でも良いことだと思っています。ただその代用品や代替案などを取り入れるにあたり、一般的には可能であっても、わが家や私自身にあうかどうかは別の話。また世情的な変化もあります。
- 実際に、使い捨てない道具を色々と試した経験。
- コロナ禍において、感染防止や衛生管理を優先させる意識。
以前はマスクも洗えないものは極力持たないようにしていたけれど、感染予防のために使い捨てのサージカルマスクも常備するようになりました。毎日使うものとは別にしていますが、必要なときに買えないことを十分すぎるほどに経験したから。
これまでの実体験や、日々起こる変化から目をそらさずに、今後も選ぶことを続けていきたいと思います。
本日の猫。
ここ数日の涼しさに、猫たちとともにほっと一息ついています。
若干肌寒いくらいで驚いていますが、そろそろ八月も終わり。秋の気配を感じ始めたところです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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