セミロングに、デフトバン。

こんばんは、ヤマネコです。

この夏、デフトバンが大活躍しています。

ほぼ一年前にヘアドネーションをし、私の人生で初めてと思えるくらいの短さになりました。

昨年のうちになんとか結べる長さまで伸び、現在はミディアム（ミディアムロングの一歩手前）くらい。この夏は暑さ対策も兼ねてアップスタイルですごすことができています。

そんな中、話題のデフトバンを試してみることにしました。

私がロングヘアのときに気に入っていたギブソンタックというスタイルをより簡単にできるとのこと。

以前は固定するのにヘアバンドを使っていたのですが、私の髪質と今の長さでは同じようにうまく留めることができません。デフトバンを使えばそれが解決するらしい、と情報を得ました。

デフトバン自体の形状は長方形。

周囲（四辺）を一周するようにワイヤーが入っていて、形を固定することができます。

中央には裂けたような穴。

ここに髪を通します。

使い方は商品ページにも説明動画があったのですが、加えてこちら（全部で一分半）を参考にさせていただきました。

とても簡単。

と思ったら、初めて挑戦したときはまとめるのに小一時間かかってしまったんです。

全然まとまらない、というところから、まとまったように見えてぼさぼさ、髪が引っ張られるようで痛い、まとまったかと思って油断したところで崩壊、十数回やり直してようやく納得のいく完成度に。

もしかすると、多少癖があったり、パーマをかけているほうが髪が収まってくれやすいのかもしれません。私は剛毛であり直毛なので相性の悪さもあったのかなと。

当初はデフトバンを購入したこと自体が大失敗だったと後悔し始めるほど。でもあきらめずに数日挑戦し続けていたら徐々に上達してきました。今はなんとか一度で納得のいく仕上がりでまとまるようになっています。

固定がしっくりきたときは、ヘアゴムを使ったときよりも頭皮への負担が少なく（引っ張られる感覚がなく）きれいにまとまります。見た目もりぼんのようでさりげなく華やか、でもシンプルなので普段使いへのためらいもありません。

何よりミディアムヘアでもこのアイテム一つでアップにできるというのは大きなメリットでした。ゴムもピンもいらない、本当に楽で簡単です。

購入前には様々なレビューを参考にさせていただき、選び方に気をつけた点が三つ。

自分で装着するとき、鏡を使っても細かい部分まで目視するのは難しいので、後ろ手での使いやすさ、見た目、髪への負担の少なさなどのためにこれらを重視しました。

尚、デメリットは使うたびに中のワイヤーをぐねぐねと曲げることが必要なので劣化が早そうだと感じること。最後にきゅっと締め上げることで負荷もかかるため、ワイヤーにあわせて生地の限界が早く訪れそうな気がします。

丈夫な生地を選ぶ理由はここにもあるのですが、あまり力任せになる使い方を控ええうのも意識していこうと思います。

選んだダークグレーのレザー（合皮）は私にとって正解だったと思うけれど、加水分解などでボロボロになる未来が見えるような気も。とはいえ黒髪に対し目立ちすぎず埋もれすぎず、髪に引っかかるような凹凸もなく、とても良いデザインでした。

これまでロングヘアの期間中も髪をおろしている時間は短く、どちらかといえばアップにするヘアスタイルがほとんどでした。和装にもあうおだんごに加え、ギブソンタックを知ってからは更に楽しくなっていました。

ものぐさで、おしゃれにあまり興味がなくて、そのための努力も苦手で、という性分なのであまり自覚がなかったのですが、アレンジを楽しむためにロングヘアを維持していた部分もあったようです。私にもそんな感性が、と今更ながらにびっくり。

デフトバンの使用も慣れてくると留め方への工夫（角度をつけたり高さを変えたり）も楽しくなるので、少なくともかんざしで結える長さになるまではこれをメインにしていきたい。やはり劣化するようでも、ワンシーズンくらいもってくれるようならリピートを検討するつもりです。

本日の猫と、ちょっと補足。

実はデフトバンのアレンジでは、髪（毛先近く）をゴムでまとめてから使うという方法も見かけました。

試してみたのですが、装着中や、デフトバンを外す際にゴムだけが落下したり飛んだりすることがあったため、その方法を私は断念。

目ざとく見つけた猫が飛びついていくので、誤食につながる心配があったからです。

便利そうではあったのだけれど、これからもデフトバン一つで髪をまとめる方法を練習していきます。

本日もおつきあい、ありがとうございました。

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