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缶の非常食、長期保管の工夫。

こんばんは、ヤマネコです。

わが家で備蓄している長期保存食の一つ、クラッカー缶。昨日のブログで新調したことを書きました。

過去に備えとして選んでいたのは五年の保存が利くクラッカー缶、そのいくつかはこの秋に賞味期限を迎えます。ちょうど台風シーズンであることから、簡易的な避難訓練も兼ねて開封と試食を予定していました。

幸いわが家の地域では現時点で長引くような被害を受けていませんが、もう少しだけ様子を見ながら期限内を目安に消費していこうと思います。

 

購入時期を若干ずらすことも多いため、一部の缶の期限はもう少し先。

正式な賞味期限はこれらの商品の場合だと缶裏に書かれているのですが、別途マステにも書いて見やすい位置にぺたり。

保管場所によって横から見る場合は缶や箱の側面に、床下収納や引出しの中など低い場所に置く場合は上面に貼る。

リストなどを作成して一覧で見られるのも便利なのだけれど、その都度つくり直すのが私にとっては面倒でした。定期的に全出しして本体の状態確認もしたかったので、この方法が便利かなと。今後も継続していきます。

 

過去十年、何度かこのクラッカー缶を買い直すたびに若干仕様変更はあったものの、缶の本体サイズはおそらく変わっていません。そこで始めたのが、プラスチック蓋の再利用でした。

この蓋は本来なら開缶後に使うものだと思っています。

開封した缶にかぶせて、埃や湿気を避けるという目的で。一応小分け包装はされているものの、更に蓋つきの容器があるのは安心。

被災時であれば飲食品もできるだけ節約しながら消費するとも思うし、空き缶も水を貯めたり運んだりといった活躍の際に、蓋があるのは便利そう。

でも期限切れを迎えて日常の中で消費する場合はその必要もありません。そんなわけで始めたのが収納アイテムとしての再利用。

買い直した新しい缶の底面に、古い缶の蓋をはめるだけ。これは万が一、缶の表面にさびが出たときのための対策です。

こういう長期保存缶にはさびの発生を抑える処置をされたものが多いようだけれど、それでもちょっと心配でした。設置場所には紙や食器棚シートなどを敷くようにしていたけれど、この蓋が上下ともにはまると気づいてからは古いほうも処分せず使うようになったんです。

 

これはいくつかの缶を重ねておく場合、一番下のものにだけ取りつけています。上に重ねる場合はそのままのほうが安定するので使いません。あくまで最下段となる缶の、敷物の代わり。

ただ今回買い直したクラッカー缶はメーカーや仕様なども変わり、従来品の蓋をはめることはできなくなりました。

新しいものもさび防止加工を施された缶ではあるそうだけれど、どんなに気をつけていても夏場の湿度がいつも悩ましくて。開缶予定が二十五年後ともなれば尚更。

しばし悩んだ末、ぴったりはまらなくても敷物として使ってみることに。

従来品の蓋は一回り小さいので、新しい缶の下に置いているだけです。

それでもちょっと浮くので、私が不安に思っていた缶のさびが棚に付着することは避けられるはず。

ちなみに新入りのクラッカー缶も重ねることが可能でしたが、一つ1kgを超える重さなのであまり積まないほうが安全そうです。

 

あれやこれやしているうちに、一つ開封する運びに。

44gの小袋が八つ(352g)。

歴代の缶(下の写真は2016年のもの)には、85gの小袋が五つ(425g)入っていました。

小袋数が変わっているので一見わかりにくいのだけれど、二割以上も減ってしまったのはやはり残念です。

 

おかげさまで私にとっては思い切った乗り換えもでき、この先しばらくは安泰。

これまでどおりの保管方法(蓋の再利用)については別の形に変わったけれど、今後も湿度管理や定期的な状態確認を続けていこうと思います。

 

本日の猫。

ひたすら缶を撮影していた私の横で、見守るのに飽きてしまった弟猫。ごめんね。

ひっそりとお昼寝タイムに入ろうとしていました。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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