こんばんは、ヤマネコです。
猫の健康診断は、病院におまかせする以外に方法はないと思っています。
どんなに長く、どんなにたくさんの猫と暮らしていても、私自身は素人。経験則として学んできたことも多々あるつもりではいるけれど、それで十分とはいえません。
以前は正しかった知識が今は見直されているといったパターンも思いのほか多く、必要な情報のアップデートが常に十分できているかの確信は持てずにいます。
専門的な知識や最新のデータを求め、動物病院で診ていただく以上の選択肢はないと思うのでした。
私にできるのは、病院へ連れて行くか否かの選択だけ。
飲食をどれくらいしているか?
トイレの状態はどうか?
行動に異変はないか?
そういった確認を日々重ねながら、その判断をしています。
チェック項目は挙げればキリがないほど猫の行動の一つひとつにポイントがあるのだけれど、一番楽しみながら、且つ大切にしているのが、猫とのスキンシップ、触診です。
まずはどこを、という流れではなく、さわれる場所にどんどんタッチ。
寝ている猫がねらい目です。
右耳を見たら左も……と思いたくなりますが、この向きで寝ていたら右側から優先的に。
口内はさわるというより歯石のつき方や口内炎の有無などを目視で、できる範囲で。
胴体をざっくりさわったら、手や脚も。
そっと裏返すか、寝返りを打つのを待ってから、反対側へと移行。いくらでもチャンスはあるんです。
先ほど見られなかった左耳をゲット(?)。
一度さわった場所であっても、可能であれば全身あらゆる角度から挑みます。
ただ撫でるだけではなく、触診を意識する主な理由は四つ。
- 目視ではわかりにくい傷やしこりなどがないかを確認するため。
- どこをさわられても嫌がらないよう、猫に慣れておいてもらうため。
- さわったときの猫の反応を把握しておくため。
- 前回からの変化に気づけるよう、自分の中に記憶を蓄積するため。
表面的な触診は自宅でもできます。この時点で皮膚の異常などに気づいて病院へ連れて行くことも多々ありました。
毎日すきを見れば猫にさわり続けているので、今や猫たちはこうしたさわられ方に対してほぼ無反応。大半の子は耳掃除も爪切りも歯茎チェックもほぼ自由自在となりました。
そんな中で極端に嫌がる日があれば「どこかが痛い」という可能性につながり、やはり通院の目安になります。
そして私の経験値を上げることも大きな目的。こういった蓄積はとても大事なものだと思っています。
人間の体の場合でもそうですが、猫の場合も過去に経験がある症状を見つければ病名などの推察はできます。とはいえ最終的な判断は検査結果の数値や先生の診断におまかせするしかありません。
私にできるのは信頼できる先生を見つけ、その病院に連れて行くかの判断だけ。その判断につなげるための知識や経験をこれからも猫たちと一緒に積み重ねていこうと思います。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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