こんばんは、ヤマネコです。
猫に対して「こんばんは」を言った経験は、たぶんありません。
でも…
- おはよう
- かわいいね
- だいすき
- ありがとう
- おやすみ
こういったワードは、毎日欠かさず言っているような気がします。
遊んでくれてありがとう。
少し前に「猫に赤ちゃん言葉を使うことがありますか?」とご質問いただきました。
そこで初めて、ふだん自分が「どんな言葉」で猫に話しかけているかを考えてみたのですが、私の場合、とりわけやさしい言葉を猫に使うことはあまりないような気が。
…したのですが、よく考えたら猫に「ねむねむ~」と話しかけるのは、その一種なのかもしれません。
話すというよりは呪文を唱える感覚で続けていると、猫が目を細めながらうつらうつらし始めるので、通じていると思っています。こういう「無意識の赤ちゃん言葉」(っぽいもの)などは、まだ何かありそう。
ただ日常的な会話では、猫と人とで声音や言葉を変える感覚がありません。そのせいか私が猫に話しかけると、そばにいる人が自分への声かけだと勘違いをすることも多いようです。
たとえば「そろそろごはん食べる?」と、家族に問うかのトーンで猫に訊く。すると近くにいた家族が勘違いして答えてくれることもしばしば。たしかに申し訳なくなります。
他にも…
「ちょっと買い物行ってくるね、一時間以内に帰るから」とか。
「これが終わったらトイレ掃除するから待っててくれる?」とか。
「こちらですか?お目が高い…」とか。
猫相手でも、いつものトーンで。
愛猫家あるある話だと思っていたのですが、他の方は…もっと猫に対してやさしい声音になったり言葉を選ばれたりするのでしょうか?
考えてみれば、私が話しかける言葉すべてを、猫たちは理解してくれてはいないかもしれません。でも人間の子どもと同じことで、こちらが話しかけなければ彼らも言葉を覚える機会がないとも思います。
「ごはん」だって「トイレ」だって「自分の名前」だって、日々の積み重ねで猫たちも覚えていくんじゃないかなと。
そしてある程度の年月を共に過ごした猫たちであれば、赤ちゃん言葉ほど表現をやわらげなくても日常会話は伝わる、ような気がする。
今のところ猫と私は同じ言語(同じ発声のための構造)を持たないけれど、私がネコ語を理解したいと思うのと同じように、彼らも私の言葉をそれなりに読み取ろうとしてくれている。だとしたら、どんどん話しかけたほうがお互い分かりあえると信じています。
ただ、今回のことをぐるぐると考えていたら、「いつもの調子で猫に話しかける」というのも、他人に聴かれてしまったらちょっと恥ずかしいことに思えてきました。
私は「猫と」話している(アイコンタクトや表情で返してもらっている)つもりでも、はたから見れば「猫に」話しかけている…完全に独り言なので、これからはもう少し人目を気にすることにします。
本日の猫。
立つこともできますが…
お行儀よく待つこともできます。
と見せかけてのキャッチ!
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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