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4年目のカーペットタイルと、爪とぎ。

こんばんは、ヤマネコです。

昨日のブログで掃除機を買ったことをご報告したのですが、すべては四年目に突入したカーペットタイルのためでした。

  • クッション性やすべり止め効果のおかげで猫たちの体にやさしい。
  • 防寒インテリアと猫用爪とぎを兼ねるので、それぞれ買うよりも経済的。
  • 重い家具(ハンモックなど)の設置をする場合は床の傷防止にもなっている。
  • タイルタイプは、大判のラグよりも部分的なお手入れが楽。

わが家にとってはリビングの床に爪とぎを敷き詰めているような感覚で、ついでにすべり止めやフローリングの傷防止を兼ねたインテリア。最初からそのつもりで取り入れて、時々買い直しをすることが効率的だと思うのでした。

実をいうと、最初に買ったものはまだ一枚も捨てていません。度重なる爪とぎや丸洗いなどでだいぶくたびれてきたものは納戸(収納ケース)の敷物に使うなど用途を変えて活躍しており、毛足が傷んでも土台の厚みや丈夫さは長く健在することを四年目の今も実感できています。

 

爪とぎについてはダンボールや麻ひもタイプなど、他の素材のものよりごみが出にくいと感じています。猫たちの好みの問題もあるのでダンボール製の爪とぎなども別途常備はしていますが、ほとんどの子たちはこのカーペットタイルでの爪とぎを受け入れてくれてくれました。

インテリアを兼ねる敷物で爪をとがれて喜ぶというのもおかしな話なのですが、これもわが家ならではの選択であり、大きなメリットになっています。

ちなみにこちら、見えるでしょうか?

半透明のかけらに見えるものは、猫の爪。こうしてキャップがはずれるように古い角質がぽろりとはがれるんです。脱皮と表現されることもあるそう。

 

本来「爪とぎ」と呼ばれる行為は、猫が爪を研磨して鋭くとがらせることではなく、下から生えてくるとがった爪を露出させるため、古いカバーのような爪を取り除くことを指すものだと思っています。「爪とぎ」よりも「爪はがし」などと呼ぶほうが表現としては正しいのかも?

そうして古い角質が取り除かれ、下から現れる爪は刃物のようにとがった状態。放置すると他の猫たちや人間を傷つけてしまう心配があるため、その新しい爪の先端をカットするのがわが家にとっての「猫の爪切り」です。

年齢や体質などの理由で古い爪が自然とはがれなかった場合、手術が必要な大事になったり、猫自身のストレスになったりすることも。

だからこそ爪はがし、もとい爪とぎの段階で必要なのが段ボールやラグなどの爪が引っ掛かりやすい道具。その用意がなければ壁や畳などの手ごろな場所で爪をとがれてしまうこともあるため、人間が爪とぎを用意しておくことは人と猫が快適に暮らすための策でもあるのでした。

 

そうしてカーペットタイルの上で爪とぎが行われると、はがれた爪はほとんど動かずにその場所に残ります。

フローリングの上に置いたダンボール製の爪とぎの場合、爪のかけらはあっちこっちに移動してしまったり、ダンボールの目の中に入って掃除が面倒になったりするのですが、カーペットの上だと狭い範囲の掃除のみですむのがとても楽でした。

ダンボールほど素材のごみも出ないし、出たごみも拡散しにくいのでお手入れが楽。そもそも爪とぎ自体にも安定感があり、そこから微動だにしません。そんな場所での爪とぎを猫たちが気に入ってくれているのも理想的な結果になったと思います。

 

代わりに(?)リンサーキャニスター掃除機を持つ必要が出てきたけれど、猫との同居を続ける中ではカーペットタイルの満足度が大きく、つるつるのフローリングや他のラグには戻れそうにありません。

防寒インテリアという表現を使ってしまいましたが、わが家で敷いているものはさらっとしているので夏場も暑苦しいことはありませんでした。上の写真は、少し前の暑かった頃合いの弟猫。

彼は狭い場所に丸くなって収まることも好きだけれど、広い場所で手足を伸ばして寝転がるのも好き。季節を問わず快適な敷物という点も本当によかったです。

ただし……

背後から忍び寄る足音もかき消されてしまうような……いえ、気づいているような表情をしているのは、さすが弟猫でした。

 

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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