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冷麺に添える、きゅうりの話。

こんばんは、ヤマネコです。

先日昼食のためにつくった冷麺の写真を友人に送る機会がありました。

そのときに話題になったのが、添えていたきゅうりに含まれるアスコルビナーゼという酵素の話。その名前や効果(主にデメリット)について聞いたことはあったけれど、私はそれほど意識していませんでした。言われて初めて思い出した話です。

 

アスコルビナーゼ(アスコルビン酸酸化酵素)が含まれる生野菜は、一般的なものであれば、きゅうりやにんじん、きゃべつなど。その効果というのは、ビタミンCを酸化させてしまうというものです。ただし問題となるアスコルビナーゼは熱や酸に弱いので、該当の野菜を加熱調理や酢の物などにすればビタミンCの吸収疎外を防げるとも調べたことがありました。

ところが最近(?)ではその考え方自体に疑問を唱える研究もある、というのを今回の話の中で知りました。実際にビタミンCの酸化はあるものの、体内では本来の働きをする還元型ビタミンCに戻るという研究なのだとか。そうなると、調理段階ではこの件を重視する必要があまりないということになりそう。

そういった難しいことはさておき、私は生野菜が好きです。

せいろを購入してからはとくに蒸し野菜も好きだけれど、生も変わらずおいしいと思う。そもそもどんな食品であれ健康被害を及ぼすほど食べることもないと思うので、あまり気にしなくてもよし、と自分の中では決めたんです。自分なりにおいしく、適度に健康に、わが家の食生活はそのあたりが基盤といえるかなと。

だからこの件を知ってからも、生のきゅうりを食べなくなったり控えたりすることはありませんでした。

 

そんなわけで久しぶりに話題になったきゅうりの食べ方。わが家であいかわらず生のきゅうりをいただくけれど、冷麺に添えるときはシンプルに切っただけの生きゅうりではありません。

生は生なのだけれど、ぬか漬けにしたものを添えるようになって数年経ちました。

(冷麺トッピングの最初の段階です)

漬けておいたものは若干柔らかくなっているので細切りにするのは難しく、私の雑さもあってだいぶ太め。ただくったりしていて麺になじむので食べにくさはないかなと。

別途仕込んでいる自家製の麺つゆのほうを薄味にして、特に夏場は漬物の塩気も冷麺の味つけとして楽しんでいます。

 

塩分や糖分の過剰摂取は控えるようにしているけれど、身近な野菜などの食材に関しては栄養以上においしさ重視。過去に得た情報や認識が時代とともに変化することもあり、今回もそれに当てはまることだったのかなと思います。

○○にはこんなメリットがある。
××にはこんなデメリットがある。

もともと私はこういう情報にその時々で振り回されてしまいがち。だから意識的に「あまり気にしない」という選択をするようになりました。そして常に食品情報を追いかけているわけでもないため、ふと思い立ったり機会が訪れたときには知識のアップデートをしていこうと思います。

 

本日の猫。

ここ数日、昼間のエアコンタイムが少しずつ減っています。

涼しくなってよかったな、と思ったら気温は30度近くの夏日。暑い日が多すぎて、自分の中の感覚がちょっとおかしくなっているような気がしました。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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