こんばんは、ヤマネコです。
自宅は関東圏ではあるものの、ほど近い場所には田畑の並ぶ田舎で暮らしています。
※以下、言葉を選ぶようにしますが「虫系の少し怖い話」をしています。
※素早く動く黒光りの例の虫を、今回も「G」と記述します。
少し前にご近所さんから聞いた話を思い出すたび、ちょっとぞっとしていました。
話というのは、そのご近所さんのご自宅の壁に虫らしきものがはりついていて、じっくり見たらGだったので庭用のほうきで戦ったというもの。無事に撃退されたとのことでホッとしたものの、そういうことがわが家でもありうるのだろうな、という現実に心が荒みそうでした。私自身も庭や道端で見てしまった経験があるから、尚更。
個人宅へのGの侵入経路は様々。排水管やエアコンダクトなどの見落としがちな場所から入ってくるという話も見聞きするけれど、普通に窓や扉のすきまから侵入されることもあるのだろうなと思います。
一時的にベランダや庭へと出した観葉植物などにひそみ、家人自身が知らずに招き入れてしまうこともあると知って以来、外から持ちこむものには本当に気をつけるようになりました。それが布団などの隠れられそうな場所がないものであっても、開いてはたいて、確認してからでないと怖くて仕方ないのです。
可能な限りの対策をと毎年見直しを続けているわが家ですが、昨年から取り入れたGムエンダーがしっかり仕事をしてくれているのではないかなと。今年は業務用を買いました。
長年続けていた置き餌タイプ（ホウ酸だんごなど）のG対策は、猫が遊んでしまうようになった（隠しても探し出してしまうし、もとより隠せる場所があまりない）ためにできなくなってしまい、悩みつつも取り入れた噴霧タイプの忌避剤。基本的に見つけたGにスプレーするものではなく、定期的に室内に噴霧し、Gの侵入や棲息を防ぐタイプのものです。
これ以外の対策（侵入口と思われる場所をふさいだり、換気や掃除を徹底したり）もとってはいますが、このひと手間を追加して昨夏は安心してすごせる環境づくりができたので、今夏の採用も迷いませんでした。夏本番はこれからですが、効果には期待しています。
このスプレーを使う場所は、わが家の場合は「リビング以外」。
本来は人間がいる場所でも使える（間接的に多少吸いこんでも問題ないはずの）ものなのですが、猫たちがすごすリビングだけは、個人的な判断であえて使わないことにしたんです。
リビングに隣接する部屋、あとは出入り口付近にも他の対策をして、ひとまず昨夏は乗り越えました。
今年もそのつもりでいたのですが、ふと対策を忘れていた場所を思い出したんです。
それが、床下。
戸建てだと家の外から見える換気口（建物の土台に設置された柵つきの穴）があると思いますが、そこからGが侵入する可能性を教えていただいたことがあります。それをすっかり失念していたなと。
屋内からは、居室や水回りなどにある床下点検口（床下収納）などの扉を外すと、建物の下にある地面を少しだけ覗くことができます。
置き餌タイプのホウ酸だんごなどを使っていたときには、念のためそこにも一つ配置していました。ただ昨年、スプレータイプにしてからは床下に使うのを忘れていたんです。
Gムエンダーの場合、スプレー使用後に人間がそのスペースに留まっても問題ないのだそう。ただし一定時間は部屋を閉め切っておく必要があります。
床下点検口は閉め切っておくこと（通気を完全に止めること）のハードルが高く、少なくとも家の中からだけではできそうにありません。結局一時的にでもふさぐことはあきらめたのですが、スプレーの使用だけは室内と同じペースで取り入れることにしました。
点検口の蓋をちょっとだけ開けて、Gムエンダーを噴霧。気休めかもしれないけれど点検口の数だけ同じことをくり返して完了としています。
実際の侵入経路は常に同じではないのだろうなと想像しています。それこそ壁を這って、あるいは飛んできて二階の窓からという可能性もある。それでも地面から侵入されるほうが多いのではないかと思うのでした。
扉や窓の周り、エアコンや換気口の周り、戸建ての場合は床下も。
今夏は引き続きスプレータイプを使うつもりのわが家ですが、今後もし置き餌タイプに戻すときも床下は忘れないようにしたいなと。総じて気をつけていきます。
本日の猫は数日前の写真から。
この日も少し蒸し暑くて思い思いに寝転がっていた猫たち。私もハンモックの上でごろごろしていました。
そんな彼ら、ひとまず近くにいた弟猫にふれたくて手を伸ばしたところ……
横から入った兄猫の頭突き。ちょっと笑ってしまいました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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