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念願の季節しごと、庭のアナベルを楽しむ。

こんばんは、ヤマネコです。

関東の梅雨が明けた一週間ほど前のこと、庭のアナベルを数本分けてもらいました。

念願のドライフラワーをつくるためです。

 

「アナベルを飾りたい」と初めて思ったのは、もう何年も前のこと。それから庭づくりが進み始め、ぜひとも庭で収穫した花を使いたいと考えるようになりました。

その分時間がかかってしまったけれど、とうとうそのチャンスが。

 

そんなわけで梅雨が明け、いざ水揚げから!

…と、即刻スタートできるように色々手順を調べていたのですが、今年はあまり難しく考えず、シンプルに作業しました。

しかもふと思い立って、数日間は「花瓶の花」として楽しむことに。

育て方のせいか、タイミング的なものか、若干枯れ色気味な部分もありますが、それでもとても癒されました。

使っているのはニトリのガラス製フラワーベース。数年前に数百円で買ったものなのに、とても頑丈で優秀。ボリュームのある花を生けても安定するくらいどっしりしています。

そんな飾り方を楽しんでいたのですが、徐々にガク部分がかさっとした感触になってきたので、本日ようやく次の作業に入ることにしました。

作業と言っても…

100円ショップの麻ひもで結んで、つるすだけなのですが。

 

アナベルのドライフラワーづくり(一年目)の手順は…

  1. アナベルの切り花を用意(茎は長めに)
  2. できるだけ葉を取り除く(葉から水分が蒸発しやすくなるため)
  3. 水を溜めたバケツの中などで茎を斜めに再カット(断面を新しく)
  4. そのまましばらく水に挿しておく(隅々までしゃきっとさせる)
  5. ガクがキレイに開いた美しい状態でつるす(水分を抜く)

以上の手順の中には、私がやらなかった注意点(茎が短すぎた・斜めにカットしなかった…など)も含まれています。

短すぎた茎は麻ひもで調節。断面(斜めカット)は…うっかりでした。

 

使った道具は、園芸用のハサミ、バケツ/花瓶、麻ひもだけ。

二年ほど前、悩みに悩んで購入したハサミの切れ味が(素人目には)なかなかよく、今回も問題なく活躍してくれたと思います。

 

 

あとはもちろん、新鮮な花。

他のアジサイでもつくれるようですが、アナベルは水分含有量が少なくドライフラワー向きだそう。初心者にオススメされていることも多い品種でした。

 

アナベルの水揚げ作業が多種多様にあることを調べてはいたのですが、今年は特別なことを何もやっていません。失敗上等という気持ちの一年目。

今後、もっと発色よく、もっと美しく、もっと長持ちするように…と思ったときに、一つ一つ対策を考えながら、毎年の「変化」を楽しみたい。

私の季節しごとはいつもそんな感じなのだけれど、そんなゆるさも楽しみや癒しの一つだと思っています。

 

本日の猫。

これは…香ばしい豆の香り…

おいしそう…

と思ったら、肉球でした!

足のニオイ嗅がせたな~!

そんなじゃれあいを、うふふと眺めるのもまた癒し。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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