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もこもこ、エリザベスカラー。

こんばんは、ヤマネコです。

昨年の秋に、エリザベスカラーを買い足していました。

わんにゃんの手術後など、傷口をなめないようガードする目的で使うのがエリザベスカラー。えりまきのように、首の周りに巻いて使うパラボラアンテナのようなものです。

もともといくつか常備しているのですが、諸事情から年明け(今年の頭)に愛猫の手術をする予定ができ、その子のために術後環境を見直す中で一つ買い足すことにしました。

 

手術に関しては命にかかわるものではなく、今の年齢のうちにすませておきましょうという内容です。それでも全身麻酔などは使ったので心配もあったけれど、術後も含めて問題はなく、現在は完全に回復しています。

 

買い足したのはクッションタイプのエリザベスカラー。

通販で二千円ほどのものを選びました。

当初、時々雑誌などでも見かけるお花(ポンデリング?)型のものを買うつもりで検討し始めたのですが、わたがたくさん入っているためか意外と重いことに気がつきました。

患者(愛猫)の体型にあわせてサイズを選ぶと、エリザベスカラー本体は150gほど。手持ちのものと比べると二倍以上の重さになります。体格のいい子や元気な子なら(避妊去勢手術後などなら)問題ないと思うのだけれど、シニア猫や痩せ細った子には少し心配で避けることに。

ただ今回選んだものは当初予定していたものよりも軽く、70gほど(使う子の体格にあわせてSサイズ)でした。これなら試してみようかなと。

 

色柄については、汚れが目立ちにくいほうがいいという気持ちと、嘔吐や出血などに気づきやすいほうがいいという気持ち、その合間で揺れながらこちらを選びました。

白とグレーの猫柄。

両面かわいいと思います。

 

そんなわけで装着したスタイルがこちら。

  • 硬い素材のエリザベスカラーよりも圧倒的に動きやすそう。
  • 座ったり寝転がったりしているときは、周囲のクッションがあご枕になって便利。
  • 水濡れや汚れはある程度許容する必要がある。手もみ洗いでの洗濯難易度はそこまで高くない。
  • クッションの幅が狭いため、手術箇所によっては手や口が届いてしまう心配がある。
  • ひもやゴムでサイズ調整するタイプは、事故に要注意。

事前に調べていたことも含め、これらが感想でした。

 

もともと柔らかいタイプのエリザベスカラー(nekozukiさんのフェザーカラー)を持っているので、硬いものよりも動きやすいだろうことは想像ができていました。

まっすぐ歩くときはもちろん、家具や壁の角を曲がるときにぶつかっても衝撃が少なく、床から椅子の座面までのジャンプなども無理なくできていました。ぶつかる、痛い、怖い、といった不安を持たずに動けるのかもしれません。

心配していた重さに関しても、念のために軽いものを選んだこともあり、猫の動きを制限するほどではなさそうかなとホッとしました。

一方、のんびり休むときがとても楽そう。このクッションを枕にしながら手足を伸ばして寝ていることもありました。

硬いエリザベスカラー(通院・移動中などは今でも使います)だと休む姿勢も限定されつらそうだったけれど、それと比べたら圧倒的に快適そうに見えます。脱着の際にも、硬質タイプは視界に入るだけで逃げてしまうのに、こちらのクッションタイプだと「仕方がない」といったふうに受け入れてくれている様子に見えました。

また今回に限っては嘔吐や出血などもなかったのでひどく汚れはしませんでしたが、食事の際に多少こぼすことがあったようです。ただ柔らかいおかげでもみ洗いも楽、これならお手入れも続けていけそうかなと思います。幸い今回も残るしみにはなりませんでした。

わた入りというのも理由か冬場は乾かすのに一日かかったため、洗い替えはあったほうがいいかもしれません。私は一週間、洗わずに使い続けてしまいました。

 

気になったのは一般的なエリザベスカラーよりもドーナツ状のふち部分に面積がないこと。柔らかいので尚更。患部の場所によっては届いてしまい、なめることもできそうでした。今回のわが家では問題なく使えたのですが手術内容などによっては本来の役割を果たさない可能性はあると思います。

もう一つ心配なのがひもで調節するタイプであること。締まりすぎて窒息事故を起こす心配がゼロではなく、ネット上では注意喚起も見かけました。

個人的には長時間外出の際は別のエリザベスカラーに交換することも検討していたけれど、今回は術後一週間、ほぼずっと猫と一緒にすごすことができました。その間見守っていた限りではひもが締まりすぎてしまう様子もなかったのですが、油断せずに使っていこうと思います。

 

エリザベスカラーが必要な状況において、猫にとっての快適さは理想的だと感じる。
本来の用途(患部を保護する目的)については、サイズ確認などが必須。
安全性については、猫の動きや環境にもよるので要注意。

そんな感想を持ちました。

正直なところ、エリザベスカラーとしての使用が難しそうなら、猫用のクッションにしてしまおうと思っての挑戦だったのですが、結果的に本来の用途で役立てることができました。多少ついた汚れも手洗いでほぼリセットでき、また必要となれば次回も使うつもりです。

わが家では他にもエリザベスカラーを備えており、洗い替えは必要ないかなと思っていたけれど、猫のリラックス具合を見るともう一つ買っておいてもいいかもしれません。とはいえ、ある意味では非常時用なので様子を見ながら検討します。

 

サイズがいくつかあり、私が購入したのはSサイズです。
楽天にもあるのですがAmazonのほうがお手頃でした。

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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