こんばんは、ヤマネコです。
少し前のことなのですが、ロングスカーフのようにも使える軽い素材のボレロを買ったんです。
商品名では2wayとなっていましたが、シンプルなつくりで素材がやわらかく、アイデア次第で色々な使い方ができるとのこと。素材は化繊でしたが季節的な理由からか静電気も気にならず、パーソナルカラーにあわせた少し明るめのスカーフがほしかったこともあり試してみることにしたんです。
試してみる、はずでした。
彼が奪い去っていくまでは。
私なりに思い切って明るい色(からし色)を選んだものの、自宅で眺めているうちに及び腰になってきました。それでもひとまず使ってみようと思ったのが、自宅でのデスクワーク中。もう7月とはいえ梅雨時の今、ノースリーブ着用では少し肌寒く感じる日もあったからです。
本当に薄く透けるような生地なのに羽織ってみるとちょうどよいぬくもり。メインで着ている服が黒やグレーといった暗めの色合いなので、重ね着の相性も悪くないと思えて一安心。
全体的にプリーツ加工(?)が施されているおかげか、脱いだものを丸めておいてもしわになりにくいことがわかりました。無造作にバッグの中に収めたとしても、後から出してすぐに着用できそう。これならワンマイルウェアにも使ってみようかなと。
そうして色々と試しながら使い始めた初日の夜、ちょっと家事をすませるためにこのボレロを脱いで机のわきにまとめ、席を立ったんです。
戻ってみたら弟猫が大興奮でした。
即座に思い出したのがスリッパの一件。たまにこういうことがあるんです。
初めて目にしたものに対し、運命の出会いを感じ取るというか、ここで会ったが百年目というか、なんらかのスイッチが入ってしまうことが。
おやめください……!
おやめください……!!
どんなに願っても無駄でした。
願う前に、大体察してはいたけれど。
(写っている私の手は、端を握っているだけで引っ張ってはいません)
救い出してから確認してみると、加工のおかげで見えにくい程度ですが爪痕が点々と。
爪を立てたりかじったり引っ張ったりしていたわりには被害が小さいなと思ってしまいました。
大きく破けたわけでもなく、形状としては着られないこともないので(許されるなら)自宅では着用しようと思っていますが、目立たないからこそ自分では気づかない部分に穴がありそう。外出着としての使用はあきらめています。
彼にとって、こういった薄手の化繊である「スカーフの生地」は初対面ではありません。でも今までこんな反応を見せたことはなかったんです。
今回に限り好奇心が刺激されてしまった理由としては、この色? あるいはゆらめくような動きを見せるプリーツ加工がお気に召したのかもしれません。
千円ほどのお値段だったのでちょっとだけ買い直すか迷ったけれど、きっと同じ結果になりそう。彼の視界に入れないように気をつければ、とも思いつつ、買うなら違うものをさがすつもりです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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