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投票日にした、初めてのこと。

こんばんは、ヤマネコです。

参院選の投票に行ってきました。

前回もそうだったのですが、今回も私は当日投票組。悪天候や体調変化など何があるかわからないので期日前投票が理想的だと思いつつ、滞りなく一票を投じてくることができました。

尚、投票先について公言する予定はありません。

 

こういった形での選挙参加は過去に何度となくくり返してきたこと。毎回変わる候補者についてはその都度思い悩むことが多々あるけれど、流れとしては慣れたものといえます。

有権者としての経験値は年齢なりに積んできたわけなのですが、今回、初めての経験をしました。

それは、今回の投票が初めてとなる近隣の友人と連れ立って会場へ向かったことです。

 

誰かと一緒に投票会場へ足を運ぶことは過去にも経験ずみ。ただ記憶の限りでは全員が経験者でした。私が手伝ったり教えたりする必要のない相手ばかりだったと思います。むしろ私のほうが部屋を間違えそうになったり、投票用紙を折るのを忘れたりしては失敗に気づかせてもらっていました。

それが、初めて逆の立場に。

相手は成人して何年か経つものの、まだ投票に行ったことがないそう。行きたい気もするけど、今更行きにくい。そんな告白を受け、それなら一緒にどうですか、となったのでした。

 

選挙会場では基本的に私語厳禁だと理解しています。当然ながら、誰に、どの党に投票するかなどをその場で相談するのはルール違反のはず。投票の仕方などでさえ友人間で説明しながら進めるのははばかられる環境かなと。ただ流れさえ知っておけばそう難しいことでもありません。

それでも「初めてだと不安」という気持ちはすごくよくわかりました。

それも新成人の頃ならともかく、その時期を逃したまま何年も経ってしまったということなら尚更。後ろめたさも感じてしまい「初めての投票だと知られるのがなんとなく怖い」というのは本人の言葉でした。

 

今回も含め、私がお邪魔している会場ではいずれも「初めての投票者」に向けての案内が徹底されていたように思います。

コロナ禍以前をはっきりと覚えていないのだけれど、床にテープが貼られていて「この線でお待ちください」との声かけがあったり、「こちらで受付けます」「隣に進んで投票用紙を受け取ってください」「あちらのスペースで記入してください」「書き終えたらこちらの箱に入れてください」「ペンはあちらへ」「お帰りはこちらへ」と一から十までスタッフさんから口頭説明が。

こちらは名前の確認をされたときに「はい」と答え、それ以降は何かのタイミングでお礼を言うくらいしか声を出す必要もなく、筆記作業に手間取らなければ一分もかからず完了します。

 

私の地域があまり混雑しないことや、付き添いの方と同行されるご高齢者が多いことも理由かもしれません。ただそもそもこういう選挙は通常であれば数年に一度のこと。机の配置や手続きの順序なども多少変わることがあるだろうし、前回の流れを忘れてしまっている投票者がいても不思議ではありません。

初めてだから怖い、と臆する必要はきっとない。

それでも行きにくい、という感覚はわかる。事柄としてはだいぶ違うけれど、少し前まで、電子マネーを使いたいけど使えないという状況で何年ももたもたしていた私です。

やってみれば簡単なこと。
でもやってみる勇気がなかなか出ない。

私の場合は期限間近という状況が原動力となって試すことができたけれど、これまで「やらない」という選択をしてきたことに改めてチャレンジするのはなかなかハードルが高いのはたしか。それを痛感していました。

 

選挙については、同行したところで会場内であれこれと説明するのは難しいかもしれないけれど、とりあえず行ってみるだけなら手助けできそう。訪れてしまえば、前述のとおり、なんとかなるのでは? と。

私でよかったら一緒に行こう、と誘ったのが先月の半ば。それが本日、実現しました。

 

自分自身でさえ誰に投票するかを数日前まで迷っていたので、その助言はまったくしていません。内容はお互い秘密とすることに。

投票結果が出るのもまだこれからですが、何よりも先に「行けてよかった」と言ってもらえたことが嬉しかったです。次回もよろしく、ともはにかんだように言われたけれど、きっと次は独りでも大丈夫。私にとっては、そんな思い出深い選挙となりました。

 

今回の選挙では直前に大きな事件が起きました。時間が開いてしまいましたが、お悔やみ申し上げます。

思うことは色々あったのですが、自分の投票については事件とは切り離して考え、行いました。選挙との関係があるにしろないにしろ、こういう事件が二度と起こらないよう祈っております。

 

本日の猫。

昨晩もほぼ同じ位置で眠っていた弟猫の、昼寝姿です。

私の隣で添い寝をしてくれている、というよりは、私が弟猫のベッドの隅っこで寝かせてもらっているような状態。ベッドの真ん中で気持ちよさそうに眠る弟猫。

とはいえ夏でも一緒に眠れることを、連夜ついつい喜んでしまうのでした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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