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必要なものと、そうでないもの。

こんばんは、ヤマネコです。

明日が大晦日なんだなあと、不思議なくらいのんびり構えた年の瀬を過ごしています。

秋から年末に向け、とくにこの一ヶ月の間だけでも、私の「ものごと」に対する価値観が大きく変わりました。

しない、持たない、減らしたい。
そう思っていたものごとを、もっと暮らしに取り入れたいと思ったり。

やりたい、持ちたい、増やしたい。
そう強く願っていたはずのものごとが、どうでもよくなっていたり。

…どうでもいい、というのは言い過ぎかもしれません。ただ「したいこと」の優先順位をつけたら必ず上位に入っていたものが、がくんと順位を落としたのはたしか。

 

計画的に進めたかった年末の大掃除も、今は必要最低限でいいかなと。

妥協やあきらめというよりは、本当にしたいことに没頭していたいから。結果的に、計画だおればかりしているのに満足感が高いというか、大晦日に対する気忙しさや焦燥感というものがあまりわいてこないんです。

 

猫が病に倒れたことで、私にとって一番大切なのは家族なのだと実感しました。

もともとそう思っていたつもりだったけれど、更に、強く。

本当は、本当の意味では、わかっていなかったのかもしれません。

 

こんなことを結びつけるのはおかしいかもしれないのですが、以前から時々、整理するかで悩んでは残していたものを、最近はあっさり手放せるようになりました。

再読しようと思っていた、(流通している)書籍。
時期は未定ながら必ず使うだろう、しごと道具。
不定期に活用機会のあった、スポーツウェアなどの特殊な服。

などなど。

本を再読するにしてもまったくの未定というわけではなくて、「この仕事が一段落したら」とか「○○さんに会うまでに」とか、手放すかを迷うものに関しては、ある程度の計画性を持って残していました。

でもこの年末、それらのものを難しく悩まずに減らしています。

 

今、本を再読できる時間があったら、猫に費やしたい。
今すぐ必要でないものを収めているスペースは、猫の居場所にしたり、彼らのものを収めておきたい。

自分でも親ばかだなと思うけれど、私にとって、自分の家族以上に優先させるものごとなんてなかったから。

言葉は乱暴だけれど、比較するのが「家族」であれば、私の所持品なんてガラクタばかりだった。それに気づいてしまいました。

 

入れ替わりに、必要なもの、ほしくなったものがいくつかあるのだけれど(全部、猫につながるもの)、逆に、最近は落ち着いていた「ものを減らす」という行為も加速しそう。

2018年は、暮らしを大きく見直す一年になりそうです。

 

結果、このテーマへとつながっていく。

 

本日の猫。

昨日煮た金柑が仕上がりました。
猫も三つ指(??)をついて待機中。

…と、思っていたら…

気づくと、手を組むポーズに変わっていました。
ちょっと貫禄のようなものを感じるのは、私だけでしょうか?

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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