秋分の日、最後の報告書。

こんばんは、ヤマネコです。

本日は秋分の日。秋彼岸の中日です。

昨日のブログのタイトルにさらりと、秋、と書いてしまったけれど、気候もすっかり秋めいてきています。

そんな暦とはまったく関係なく、それどころか先月のお盆前後のことだったのですが、東京大学からまた封書が届きました。きっかけは昨年行った猫の腎臓病治療に関する研究への寄附で、今回いただいたのはその報告書。

過去記事：助けられる、猫のこと。
過去記事：ネコと応援します、アイアム。

他にも保護猫団体さんへの支援を続けているのですが、各団体さんからこうして定期報告をいただけるのはありがたいことだと思っています。個人的には冊子の印刷や発送費用も研究費に充てていただけたらと思う部分もあるのだけれど、継続的な報告義務を果たしてくださっているのだろうなと。きっとそれが信頼へ、そして次回の寄附にもつながるのだと思う。

ただ、私が情報を得た当時に大学で行われていた研究は、それを専門とする新たな団体が発足され、人員ともども移動して別の形で継続されています。その結果、件の大学への寄附は私にとって昨年が最初で最後ということになりそう。

つまり、こうして報告書をいただくのもおそらく今回が最後。ミーハー気分で日本の最高学府の一校から届くお手紙を楽しんでいた部分もあり、ちょっと残念な気持ちになりつつ、支援は別の形で続けようと決めています。

以前と変わらず、ブログ収入は大いに活用させていただいています。

私の場合、AIMの研究と出会ったときに、見知った大学の研究室で行われていたということ自体が寄附への決心につながりました。内容としてはとても興味深い研究だけれど、知らない研究所、知らない研究者の方々のお名前、それだけでは応援の気持ちを持てど行動につながることはなかったかもしれません。絵空事のように感じてしまうか、疑心がぬぐい切れなかったと思う。

要するにネームバリューに動かされたということで、われながら浅はか。でもその結果が私にはとてもよかったなと。これからもささやかながら応援させていただきたいです。