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「捨てる」が苦手な家族の絶妙なサポート

こんばんは、ヤマネコです。

家族そろって「捨てる」が苦手です。そういう気持ちを抱えながらも、日々の持ち物整理は継続中です。

なんでも捨てる人

多くのブロガーさんを拝見していれば私なんてまだまだ(?)ですが、狭い身内の世界では、私ですら「なんでも捨てる人」という扱いになりつつあります。捨てられちゃうから大事なものは見せるな!という空気が漂っているような。

他人のものは他人のもの

実際の所、私は他人のものは捨てません。家族であっても他の人です。

捨ててほしい、整理してほしい、と以前は思っていたけれど…今でも時々思ってしまうことはあるけれど、色々手放してきたからこそ「人それぞれ、ものとの向き合い方が違うんだ」ということは理解できたのです。

  • 埃がかぶっている状態で「大事にしている」とは言えない
  • 同じようなものをたくさん持っているのに…
  • コレがなくてもアレで代用できる
  • こんなにものを積んだら地震のとき大変だよ!

…といった考え方を、私はどこかで正論だと思っています。大地震が起こったら危ない、などの声かけもしたくなる。でも、どういう気持ちで「持つ」を選択するかは個人の自由で、他人から「そんなもの」「いらないもの」なんて不当に評価される謂れはないはず。

今はそう思うのですが、過去にはそれをしてきてしまいました。

思い出したときに捨てるもの

私自身は、埃だらけになっているもの、日の目を見ない死蔵品、他で無理なく代用できる便利グッズ…そういったものを持ち続けることのほうが申し訳なく感じて手放す候補に入れますが、それ以上に、気づけば私の心に潜んでいる、無意識な悪意を伴う「他人の持ち物を評価する気持ち」こそ捨ててしまいたいです。

家族に求めること

そんな想いもあって、もう家族の持ち物に対し「捨ててほしい」と懇願することはないのですが、それ以外で最近お願いしていることがあります。

自分のスペースに収める

一つは以前から暗黙のルールにはなっていたのですが、自分の収納スペースからはみ出さないでほしい、ということ。

たとえばうちの家族にはそれぞれ個室があるので、個人の所有物のほとんどはその部屋で管理してもらいます。洗面台の収納にも、クローゼットにも、靴箱にも「個人の専用スペース」を作ったので、それぞれの持ち物はそこに収まる分だけに留めてもらえるように。

その代わり、家族のスペースにあるものに関して、私は手も口も出しません。自分のスペースは他人にとやかく言われず自分で管理する、それがわが家のルールです。

家族の手を通して手放す

もう一つは、私が何か手放すときに「家族の手」を借りること。

腕力という意味ではなく(それもありますが)「○○を処分したいのだけど貰い手がいないかな?」と、私よりも交友関係が広い家族の「つて」を利用させてもらっているのです。

でも先方の負担になっては困るので、まずは声かけから。

  • 「本当に受け入れてもらえるのか?」の確認
  • 「いつでも捨てたり売ってもらって構わない」意思

…など、伝えるところから始めてもらいます。

実際に貰われた先でゴミになってしまったものもあるかもしれませんが、「あれ本当に助かった!」と言ってもらえることもあって、こちらこそ助かりました!と嬉しくなることが多々。かなり古く壊れかけの本棚が、修繕してでも使いたいから…ともらわれていき、実際に立派な応接間に置かれている様子を見たときは感動しました。

家族にお願いするメリット

  • たとえ私の所有物でも家族に対し「捨てていい?」の確認が取れる。
  • 「捨てる以外」の手放し方が広がって、ものが活きる可能性が残る。
  • 整理継続中だけど「一緒にどうですか?」のアピールができる。
  • 「家族が手伝ってくれている」という認識につながる。
  • いずれにしても手放せる。

できるだけ最初に摘むようにしている「先方にかかる負担」のトラブルさえなければ、デメリットはとくに感じません。

見えないサポートにも気づけた

ものを手放すときに、家族が協力的ではない…という悩みもよく見聞きするのですが、わが家では間接的に大きく手伝ってもらっているので、そういうモヤモヤが残らないという効果は想定外でした。実際に減っているのは私のものがほとんどですが、すごく助かっています。

そしてまた次へ

今日もひとつ大物がわが家から貰われていきました。

十代の頃に買ってもらい、一時は毎月のように使っていた複数のスーツケース。ここ数年は本来の用途の出番がなく「収納ケース」として使っていましたが、もういいかなと。

内部はともかく、外側は傷だらけなので粗大ゴミにと思っていたのですが、家族に声をかけてもらったその日のうちに譲渡先が見つかりました。夏休み目前(予定を立てる時期)という、タイミングも良かったのかもしれません。受け入れてくれた家族のお友達にも、家族にも感謝しながら、私の肩の荷がまたひとつ下りました。

 

本日の猫。

実は、先日とうとうこの椅子も手放しました。猫が気に入って使っているので手は出さないつもりでしたが、他の居場所を作ってあげたら人気が落ちてしまったのです。

でも長いことお世話になった、とても良い椅子でした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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