猫と暮らす家づくり、ドアの正解。

こんばんは、ヤマネコです。

2011年に「猫と暮らすこと」をテーマの一つとして家づくりをしました。

キャットステップやキャットドア、危険を回避できる出入口、外を覗けるような窓、汚れに強い壁紙や床材、他にもたくさん思いつく限りの工夫を取り入れました。

この秋で十五年目となりますが、おかげさまで大失敗した部分はなかったことを実感できています。

 

とはいえ暮らし始めてから気づくことも多々。問題となる部分はその後の工夫で一つずつ解決しつつ、逆に正解だったことを実感できる機会も増えています。

その一つが「開き戸」の少なさ。

例外もあるけれど、ドアといえば大きく分けて「開き戸」と「引き戸」の二つ。

  • 開き戸:蝶番を軸に扉を回転させるように押し引きする洋風のドア。
  • 引き戸:上下のレールに沿って左右に滑らせて開閉する、日本家屋でもおなじみのドア。

どちらにもメリットとデメリットがありますが、一般的な情報とは別に、猫と暮らす家だからこそのポイントもあります。

わが家の場合、玄関扉を除くと、開き戸は三ヶ所。それ以外はすべて引き戸にしました。

 

歴代猫たちの中には「開き戸を開ける猫」と「引き戸を開ける猫」がいたので、それをやめていただきたい人間視点からはどちらが理想的とは言えません。

それでもここ数年で開き戸を減らしておいてよかった、と思う理由は安全性の問題から。

開き戸の場合、猫のしっぽや手が挟まってしまいそうなすきまが引き戸よりも多いのです。

幸い十五年近く(旧宅時代を含めると二十年以上)そういったトラブルは体験せずにすんできたけれど、ひやりとしたことは何度もありました。とくに子猫を迎えたときなどは行動が奇想天外。そうでなくとも事故とは思わぬ形で起こるものなので、人間だって油断はできません。

 

それでもわが家には開き戸があります。やや妥協に近かったものの、事前に暮らし方の想定をしながら決められたのでひどく困ることもありませんでした。

そんな暮らしのなかですごく重宝しているのがドアストッパーの存在。

上の写真は開放したドアの、蝶番のすきまから隣室を覗く猫の様子。

そのすきまに手を入れてしまわないか、事故にならないかとハラハラすることもあるけれど、左端にあるドアストッパーでしっかり固定されている(ドアが自然に閉まらないようになっている)ので少しは安心なのです。

 

旧宅時代のドアストッパーは床や壁からのでっぱりが大きく、あまり良い印象がありませんでした。でも今時(といっても十五年前)のドアストッパーの床用部品は限りなくフラット。

凹凸ゼロではないけれど、これにつまずくことはまずないと思います。

マグネットが内蔵されており、ドアが近づくとストッパーが立ち上がってこれ以上は開かない。

ドアを閉める際はさほど力を入れずともマグネットが外れて、ストッパーは元通りのフラットに。旧宅時代のドアストッパーはその都度かがみながら手作業で使っていましたが、その手間も不要になりました。

今や一般的なタイプかもしれないけれど、十五年前の私にとっては衝撃的なデザインで感動したのを覚えています。

 

そして猫との暮らしにおいてよかった仕様の一つが、ストッパーにロックをかけられること。

ドアをストッパーで一時停止させ、真ん中部分をカチッと押すだけ。これで勝手に閉まることもありません。

ロックに関しては手作業だけれど、ほぼ一日開け放しておく開き戸にだけ必要な手間。

逆に一日締め切っておく部屋には必要に応じて鍵をかけられるので、猫がドアノブを回してしまうこともなく、開けるのも閉めるのも頻度の低いドアであれば開き戸でも問題ないかなという結論です。

 

余談ですが、ドアストッパーの干渉なくドアを開ききりたい場合(掃除のときなど)は、床のストッパーの上に紙を一枚敷けば、マグネットが立ち上がっても引っかからずに通り過ぎる形で動かすことができます。

 

ただしここまでの前提をすべて覆すようですが、猫と暮らす家のドアにおいて、お手入れに関しては圧倒的に開き戸が楽。床にレールや滑車(猫の毛が絡まりやすく、掃除しにくい部品)がないのは大きな利点でしかありません。

猫と暮らす家での、開き戸か、引き戸か。

  • 開き戸:メリットはお手入れのしやすさ。デメリットは安全性。
  • 引き戸:メリットは安全性(すきまだけでなく猫が隠れる死角も少ない)。デメリットはお手入れのしにくさ。

床にレールのない上吊り戸も実物を確認したけれど、当時は高価だったうえに元気いっぱいな猫の隔離(棲み分け)には少々不安があり不採用。今後万が一選べる機会があればもう一度最新式の強度などを確認したいです。

扉のデザインを取り換えるだけなら簡単でも、開き戸を引き戸にするのは大ごと。最初に選べるのであればしっかり熟考すべき部分だと思います。

従来品のなかから選ぶのであれば、私はやはりお手入れの覚悟をもって引き戸を。

過去の選択にもおおむね満足しています。

 

本日の猫。

ストッパーに関しては、床からの出っ張りが減ったぶん、開き戸側の出っ張りが大きくなった印象ですが……

わが家では開き戸自体が少ないこともあり、幸いこれはあまり気になりませんでした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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