こんばんは、ヤマネコです。
四年前に新しいすり鉢を買い足していました。
じつは使い始めた当初は思うように活用できず、失敗したかなと手放すことも検討していたアイテム。そのためブログでのご報告もしていなかったのですが、あきらめずに色々と試しているうち、なくてはならない道具へと昇格していました。
もともと愛用していたすり鉢は、ごくごく一般的な形状のもの。
真っ白を選べたことが唯一の特徴だったかもしれません。昔ながらの道具であり、今も愛用を続けています。
白い部分への着色汚れを心配していたけれど、これまでの用途ではまったく問題ありませんでした。
追加購入したのは、白いすり鉢と比べるとだいぶ和の雰囲気をかもしだしている風貌。
こちらはスパイスすり鉢という商品名で、直径は10cmほど。とても小さい手のひらにのってしまうような小さなすり鉢です。
やはり白を選びましたが、ふちどりに茶、内側は黒(濃い灰色)という配色で趣があります。
でも最大の特徴はサイズや色合いではなく、内側に溝がないこと。
一般的な、わが家にある従来のすり鉢と違い、スパイスすり鉢の中はややざらつきはあるものの際立った凹凸のないつくりになっていました。
そのおかげですった素材が詰まりにくい、お手入れしやすいというのがこのシリーズの特徴です。
私もお手入れが楽になるという点に惹かれて買ったのですが、当初はあまりうまく使えずにいました。
たしかに溝がなくても思いのほか細かくごまなどをすることができるのですが、従来品を使うよりも素材が飛び散りやすいんです。
従来品でも多少ははねることがあったけれど、それ以上に。
丁寧にと配慮するほどにストレスを感じ、私にはあわなかったかも、と思いながらも数年経過。気づけばこちらの出番がぐっと増えていました。
ほぼごま専用のようになっているのですが、それがかえって便利だったんです。
- ごまはすりたての香りが良いため、その都度(必要なら毎日)少量ずつ扱うほうが良い。
- 本体のサイズが小さく、軽くて手頃。食卓に出しても邪魔にならず、洗うのも楽。
- ごまと醤油、ごまと味噌、ごまとマヨネーズなど、液体やペースト状のスパイスを調合する際に溝がないので扱いやすい。
すり鉢は安定感も大切なので基本的に重い道具だと思っています。そのため出すのもしまうのもちょっと手間で毎日使うものではなかったけれど、小さなすり鉢は管理においては本当に楽。
それでいて和食でも洋食でも出番があり、そういう気づきの積み重ねで使用頻度が上がったのでした。
ただ道具としてのすり鉢としては、やはりサイズや溝の有無という特徴が心もとないこともありました。
私は毎年決まった時季だけに行う季節しごとも楽しみにしているため、自分で色々と試した結果、大小二つとも愛用品として残すことを決めました。
ともあれ、すり鉢は毎日使うものではない、という思いこみを覆してくれた便利な道具であり食器がスパイスすり鉢。割らないように気をつけながら今後も大切にしていきます。
ところで今回ブログでまとめるにあたり、四年前の購入品と現行品との違いに気がつきました。
私が愛用しているすり鉢は、裏に「かもしか道具店」のマークが入っています。写真で見る限り現行品にはこれががなさそう。
裏側ですしデザインに影響する部分ではありませんが、使い始めてからそれだけの年月がすぎてしまったことを実感しました。
私は小ささを重宝していますが、大きめのサイズ展開もあります。
本日の猫。
今日は諸事情から大冒険していた弟猫。
疲れてしまったようで、すっかり寝るモードへ。
名前を呼ぶと振り向いてくれるものの、目が開きませんでした。おつかれさま。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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