こんばんは、ヤマネコです。
わが家には猫用のトイレが十数個あります。
常にすべてのトイレ本体を猫たちに解放しているわけではなく、基本的には猫に対して一つずつを設置。普段使っていないものに関してはきれいに洗って納戸で保管することにしました。
収納スペースや衛生面を考慮して一旦処分したり買い替えたりすることもありますが、最低でも二つは洗い替えや緊急時のために備えることにしています。中でも、重宝しているのに製造終了となってしまったトイレはできるだけ残しておくことに。
その一つが、リッチェルのコロルシリーズ、節約簡単ネコトイレ。
リッチェルさんではコロルのシリーズ商品すべてが販売終了となりましたが、その大半が後継シリーズのラプレで再販されているようです。ところがこの形のトイレだけは完全に供給が断たれたのか公式サイト上でも見つけることができません。
先月購入した紙砂は、ひとまずこのトイレに入れて猫たちの反応を見るところから始めていました。
- 過去記事:体調にあわせて、色かわる紙の猫砂。
この節約簡単ネコトイレの特徴は、おまるタイプであること。
基本的にはすのこ(穴の開いたプレート部分)に猫がのり、砂にふれることなくトイレを使うことができる仕様です。
猫が砂の上に立たずにすむということは、砂の飛び散りがほぼゼロになる、そんな画期的なトイレです。もちろん使用後にわざわざ砂かきをする子もいたけれど、砂の中を歩かせるよりは断然周囲が散らかりません。
ただそんな独特な使い方に抵抗がある子(砂の上にのりたい子)もいるようで、慣れるまでに時間がかかったり、一切受けつけてくれない子がいたり、相性によって雲泥の差があったのだと思います。それでもわが家では一部の子たちがとても重宝していました。
おまる部分が狭いので中に入れておく砂も少量。交換や継ぎ足しの頻度は上がっても、一度に大量の砂が汚れずにすむので衛生的。多少の節約にもなっていたと思います。
難点は、そのわりに本体が大きいこと。他のシステムトイレなどとサイズが変わらず、更には末広がりの台形なので思いのほか場所をとります。ただそのおかげで安定感も抜群となり、体格の大きめな猫がのってもひっくり返るような心配はありませんでした。
とはいえ、販売終了は確実のよう。気軽に注文できる場所でのお取り扱いは見つかりません。
おまるタイプの猫用トイレは選択肢が少なく、日本で市販されているものは試し尽くしたように思います。部品が多くてお手入れがしにくかったり、使える砂が限られていたり、希望の色がなかったり、お値段が高すぎたり、そんな悩ましい条件の中で一番シンプルで理想的なトイレでした。
経年劣化に応じて買い替えるつもりでいたのにもう手に入らないのはとても残念。
改めてこちらを大切に使っていこうと思います。
尚、デメリットに関しては猫との相性と、大きさ(場所をとるサイズ感)をあげましたが、もう一つ。
このトイレ、本体裏は空間がたっぷりあって(上げ底のような形状で)床付近には大きなすきまがあります。
そのため、おもちゃはたびたびこのすきまへゴールインしていたし、それを覚えている猫は何も入っていないときでも頭をつっこむ。
この光景が日常的になるのは……デメリットとはいえないかもしれませんが、他のトイレと違う理由でひっくり返されそうなドキドキ感がついてきます。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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