新しいシャンプー、サボリーノ。

こんばんは、ヤマネコです。

ひとまず夏の間という期間限定で、今月半ばから新しいシャンプーを使い始めました。

BCLという会社のサボリーノというシャンプー、そして同シリーズのトリートメントです。

石けんや湯シャンを経て、ここ数年はスピカココという全身シャンプー一本ですませる方法を実践していたのだけれど、久しぶりに従来の二本使いを再開することにしました。

ちなみに全身シャンプースピカココも現時点では併用中。今後のことは夏の間に考えていきます。

興味を持ったきっかけは二つあり、その一つはサボリーノに配合されている速乾成分。それでドライヤータイムが時短になると知ったのです。ちょうど電気代高騰への対策を考えていた時期でもあり、こういう部分から見直す道もあるのでは？　と。

ただ結論からいえばスピカココとサボリーノ、洗髪後のドライヤー時間に大差はありませんでした。

前提条件として、鎖骨より少し長いくらいのセミロング。こしの強いストレートで髪が太めなためか頭皮付近は乾きにくいのがいつもの悩み。

ここまでで約六分。後半三分間は頭皮（主にうなじの上辺り）を重点的に乾かしています。

日によって二種類のシャンプーを使い分けながら何度か測ってみたけれど、差があって二十秒ほど。私の感覚では誤差の範囲です。

少し期待しすぎたと思いつつ、それとは別に驚きを得たのがサボリーノの泡立ちのよさでした。ワンプッシュで出てくる量は少なめなのに、ものすごく泡立ちます。おかげでシャンプー自体の使用量は明らかに減りました。

もともとスピカココの添加物（泡立ち成分も含めて）が少ないところを評価していたのだけれど、久しぶりの盛大な泡立ちにちょっと嬉しくなってしまったのが本音です。そしてその泡のおかげで頭皮近くも苦労せず洗えるような感覚がありました。

それから興味を持ったきっかけの二つ目は、旧タイプのサボリーノの存在。実は本当に使ってみたかったのは旧タイプのほうでした。

現行品が出る前に販売されていたシャンプーで、なんと「5in1」というコンセプト。頭皮ケア、シャンプー、トリートメント、コンディショナー、ヘア速乾の五つの機能を期待できる商品だったようです。女性用のリンスインシャンプーなどがめずらしい中、これは理想的だなと。

ところが出会った時点（今年の初夏）で製造終了となっており、ネットで見かける在庫品は定価の数倍という価格高騰状態。仮に一本試せても次につながらないのであきらめました。

そんな出会いから後継品に興味がわき、本来の希望条件（リンスインシャンプー）ではないと承知の上で一度使ってみることに。結果は想像と違う部分もあったけれど、快適に取り入れることができています。

そしてもう一つ、サボリーノを使い始めてから熟考し始めたのが、やはりヘアシャンプーは弱酸性のものがいいのかな？　という点。

スピカココ愛用中に不満はなかったものの、私自身はヘアカラー（白髪染めです）をしているし、極力ケア用品を減らしたい人間なのでシャンプー自体の液性も重視すべきだったのかなと。

スピカココの、全身洗える、これ一本ですむところは今でもとても気に入っています。でも冒頭でも書いたとおり夏の間に併用しながら結論を出すつもりです。

想像していたほど時短にはならなかった（変わらなかった）のですが、もしかすると他のシャンプーにするとドライヤータイムが長引いてしまう可能性もあるのでしょうか？　更に短縮できることを期待したものの現在の所要時間にもさほど不満はありません。

心配していたのはできるだけ避けている香料のこと。幸い嫌いな香りではなく、残り香も強烈ではありません。どちらかといえば香りが弱いという点が不満だというレビューをいくつか拝見し、私はそれを参考に試してみることにしました。

また買い続けるとしたら詰め替え用にするけれど、ひとまず使い切るつもりで購入したボトルが想像以上におしゃれ。容器の質感や使用感にも満足しています。

トリートメントが悪くいえばやや潤い不足、良くいえばぬるつかないという印象。ノンシリコンらしいといえるのかも。想像ではもっと指にまとわりつくような感触だったのですが、私はこのしっとりとさっぱり、バランスの良いところがとても好き。乾かした後はさらさらになります。

改めて。

全身シャンプー一本ですませることをあきらめるか。
二本使いするならサボリーノをリピートするか、他を試してみるか。
欲をいえば無香料のものがほしい。

トリートメントと分かれているなら他社のシャンプーにも気が移ってしまいがち。せめて先代サボリーノが続投してくれていれば決め手になったと思うのですが。

シャンプージプシーは終えたつもりになっていたけれど、四年ぶりに再び掘り下げてみることに。また進展があったときにはご報告させてください。

ロハコでセール中だったのも購入のきっかけでした（終売を心配しつつお安かったので試すことを決めました）。

本日の猫は、サボリーノを迎えた日の弟猫。

このときの彼はまだ知らない――同行したバスタイム、ニンゲンの洗髪中に浴室から追い出されるようになることを。

（香りはもちろん、液剤が口に入るのでは？　という心配をしています）

本日もおつきあい、ありがとうございました。

こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。