こんばんは、ヤマネコです。
昨年末、お仏壇の香炉灰をマイクロビーズのものへと交換しました。
- 過去記事:ピュアビーズαを、新しい香炉灰に。
使いやすさ、ほこりの舞いにくさ、コスパ、その他の安心感を含め、こちらを選んで本当によかったと思います。
盛大にこぼしたら大変そうではあるけれど、それは通常の香炉灰でも似たり寄ったりの問題があります。いずれにしても気をつけながら、散乱させないような配慮をしながら使うことで便利さも体感できました。
※以下、香炉灰洗浄中(汚れた状態)の写真をのせています。
とても満足しているガラスビーズの香炉灰は、丸洗いが可能です。
最初は白っぽくも見える透明度の高いビーズですが、しばらく使っていると灰にまみれて全体的にグレーがかってきました。すす汚れもあってか、茶色っぽく見える部分も。
気になるようになってきたら、その時点で水洗い。必要に応じてアルカリ液性を持つ洗剤(石けんや重曹など)を使ってつけ置きするようにしています。
洗い始め、あっという間に水がにごってしまうのはいつものこと。その水が透明感を失わなくなるまで、すすぐ作業は十数回。
それが終わったら取り出して、少し広げるような状態にしてから乾燥させます。
しっかり乾けば、またくり返し香炉灰としての利用が可能。半永久的に使えるという点だけでも本当に便利な代用品です。
ただちょっと困っているのが、このビーズの粒の大きさ。
香炉灰としては最適なサイズだと思うのです。立てたいお線香はすっと突きさすことができるし、使用中や使用後も徐々に汚れていくこと以外の問題はありません。
それにもかかわらず悩み始めたのが、ビーズ一つのサイズが小さすぎてほとんどのざるの目を通過してしまうこと。
こうして包んでいる不織布の目ですら、気づけば通り抜けていて驚きました。写真のとおり受け皿を使っているのが幸いしたけれど、気づくのが遅ければ床にぽろぽろと香炉灰を散らばらせてしまっていたと思います。
本来は急須などに収める茶こしであればなんとか受け止めてくれますが、一般的な台所道具のざるはもっと目が大きいのでビーズは難なく抜けていく。竹ざるなどは、網目のすきまに入りこんで取り出すのに一苦労。
ほとんどのざるがダメ。
不織布でさえダメ。
最初の「すすぐ」という段階でも、この茶こし以外が使えないため、十数回のくり返しが必要になるのでした。ビーズを通さないほど目が細かく、それでいて容量の大きいざるというのがわが家にはないため。
次いで、洗った後に水を切る(広げた状態で乾かしておく)ための方法にもしばらく苦戦していました。
相性の良い茶こしについても、この用途のために持っているものは一つしかありません。それを使ってビーズを乾かすと、その間はお線香立てが使えないことに。加えてビーズを広げて乾かすにはどうにも小さすぎるサイズ。
仕方なく通り抜けてしまうことは覚悟の上で、受け皿を活用しながら不織布の上に広げる方法を継続することにしました。これが一番通気性もよく乾きやすいし、多少汚れ(灰)がついても使い捨てができるので衛生的。
とても小さなビーズを乾かすのにはやや時間がかかります。熱湯をかけたり直射日光の下に広げたり、写真のように扇風機を使ったりすれば時短になるのですが、わが家の場合はそれを待つよりも新しいビーズを出して使うことにしました。
洗って乾かしたビーズは再保管。次の洗浄機会が訪れたとき、また汚れたものとお手入れずみのものを交替させながら使用を継続していきます。
洗い方については不織布を活用する方法を中心に考えていたため、ちょっと慌ててしまいました。もっと生地の目が詰まったものなら抜けることはないのだけれど、通気性のことを考えると多少透け感のある不織布がこれまでも一番だったから。
とはいえ、それ以外の使用感には大満足。洗うのも毎日ではないので、また少し扱いやすさがあがる方法をさがしていこうと思います。
本日の猫。
名前を呼ばれる。
何かもらえると思って振り返ったり走って行ったりする。
ただ用もなく呼ばれただけだとわかる。
ぷんぷん。
そんなことを数回くり返した直後です。
でも名前を呼べばまたこちらに視線をくれる。
この後、おやつをあげました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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