こんばんは、ヤマネコです。
何年も複数の猫と暮らしていると、「毛玉を吐く」ということにあまり驚かなくなってきます。
自分でグルーミングをする子はもちろん、他の子をなめてあげる子なら尚更。口から入る毛を何かの拍子に吐き出すことは日常茶飯事。あまりに頻度が高いと体に負担がかかってしまうけれど、週に数回程度の場合は(且つ他に気になる症状がない状態であれば)病院で相談しても「様子見」といわれることがほとんどでした。
とはいえいくつかの対策はしています。
- 人間の手で定期的なブラッシングをする。
- マッサージをする。
- 掃除頻度を上げたり、猫の毛対策を中心に床や布製品のお手入れをする。
- 毛玉対応フード(便と一緒の排出を促す効果があるフード)を選ぶ。
- 動物病院で胃腸薬やラキサトーンなどを処方してもらう。
- 猫草を常備して食べさせる。
などなど。
吐き出すよりはトイレでの排泄のほうが負担は減らせるように思うのですが、自然にまかせていると、最悪の場合では毛玉が詰まってしまったり、その結果手術することになったりする可能性もゼロではありません。事前に、日常的にできる範囲の対策をしておきたいなと思っています。
いくつかの対策の中で、猫草は通年育て続けているものの一つ。
ただそのときの気候や猫たちが食べる量によっては栽培が間に合わなくなることも時々ありました。多めに育てすぎて、食べきらないうちに枯れさせてしまうことも。
そんなときは園芸店やホームセンターで青々と育った状態の猫草を買ってくることもできるのですが、外出しにくいコロナ禍では別の選択肢も模索しておこうと猫草の代用スナックを検討し始めました。
こういった効果・効能を目的に取り入れる市販品は食べてくれないものが多い、というのを過去にたびたび経験しています。それに今回はおやつ選びでもあるので、少し嗜好性の高そうなものを中心に買いました。
写真の中のものはすべて試用ずみで、他にも数点、ここ二ヶ月ほどの間にお世話になっています。
結果的にまったく食べてもらえないもの(一部の猫しか食べないもの)、なぜか食べた後に吐き戻しがひどくなってしまうもの(結果的に毛玉も吐けている?)、もっとほしいと大絶賛だったもの、きれいに分かれました。
そうして色々と試した中で今回からしばらく常備しようと決めたのが、DR.VOICE(ヴォイス株式会社)の猫にやさしいトリーツ。
そのシリーズの中の毛玉サポートです。
カリカリ食感かと思いきや、薄いおあげのような柔らかさ。かつおぶしのような香りがして、このままでも、他のフードのふりかけにしても良いそうです。わが家の猫も大喜びで食べてくれました。
一袋20gで500円ほど、一日(一猫)分が1~2gと考えると少しお高めでした。うちの猫たち全員に毎日あげるとなるとお財布事情に響きそうですが、今回はあくまでメインが猫草、その補佐的なおやつとしては及第点かなと。
私が気になったのはお値段よりも、保存方法。
「開封後は冷蔵保存」。このことに買ってから気がついて、予定の場所(他のフードと同じ場所)での管理ができなくなりました。しかも他社製品(下の写真)とは違ってかなり小さく書かれていたので、危うく見逃してしまうところだったなと。
とはいえ常温保存を始めてしまう前に気づけてよかったと思います。
毛玉対策についてはラキサトーンという動物病院で処方してもらえる薬も長年の愛用品。ところがなぜか夏の最中に弟猫がこれを口にしてくれなくなったんです。それ以前は嬉々としてなめてくれていたし、嫌がるのも一時的なものかと思いました。
でもその後、日を開けて新しいものを開封してもまったく興味を示しません。なんとか口元に運んでも走って逃げて行く有様で、これは完全にダメだなと。サプリメント感覚のおやつさがしを始めたのも、少し嗜好性の高さを優先したのも、それが大きな理由でした。
わが家でもっとも暴れん坊な弟猫は、誰よりも兄弟猫たちのグルーミングに積極的。代わる代わるなめてあげるし、それをわかっている兄猫たちも自分からケアしてもらいにやってきます。だからこそ一番、毛玉対策が必須でした。
猫草だけでは時々吐き戻してしまうのをラキサトーンで予防していたので、その代わりに今回のトリーツ。今のところ思っていた以上の効果を感じているので、このまま換毛期を乗り切れたらと思います。
本日の猫。
気づいてますか? また、ヤツが近づいてきています。
しっかり身構えて、備えましょう。
関東、月末に向けてまた台風が近づいているそうです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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