夏の床、現時点での正解。

こんばんは、ヤマネコです。

わが家のリビングは猫たちがすごす場所。その床は何度も見直しを行ってきました。

基本はフローリングなのですが、猫がすべらないよう、汚れたときに掃除しやすいよう、人間にとっての暮らしやすさとあわせて試行錯誤しています。そして夏の最重要ポイントが、涼しさ。

わが家では全力疾走して壁にぶつかる猫がいるため、激突事故防止のためにカーペットタイルを採用しています。その一部を、似た印象の磁器タイルに入れ替えたのが二年前のこと。

これがまさに暑さ対策の一環でした。

それ以来、ここに寝そべる猫たちを見てはにこにこしてしまう日々です。

冬も敷きっぱなしのため、季節によっては素足で踏むのを避けたくなるのも本音。でも布製の敷物より掃除がしやすいのは便利です。また全面的に入れ替えたわけではなく、パズルのように異素材を敷き詰めながら併用中。

こうして使うためにほぼ同じサイズ、且つ似たデザインのものを探していたので、インテリアとしても期待どおり。

更にもう一種類ある似たデザインのものは、畳風のタイル。

冷と暖の中間のような存在。これが大好きな子もいて、こちらは主に重ねるように組合せながら設置しています。

夏に向けて、何かと猫の暑さ対策について話題になります。ネット上であったり、友人間であったり、動物病院のポスターで見かけたり。敷物についても様々な商品が存在し、中には猫専用品も。わが家でも前述の品々を含めて過去十数年間にわたり試してきました。

そしてたびたび議論のテーマになるのが、どの方法が一番か？　という話。

エアコンなどの設備があることを前提とし、あくまで敷物について語るなら「猫による」が私の答えでした。性格や好みによる。人間も猫も同じことだと思っています。

ただその自分の回答についても、少しだけ考えを改めるようになりました。猫による、というのもたしかにあると思うのですが、時と場合による、ともいえるなと。

タイルが好き、カーペットが好き、フローリングが好き、アルミのクールマットが好き、夏でもクッションが好き、もぐるのが好き。そういう好みが根本にありつつも、時間帯や気分によって場所を移動する子がほとんどです。

全然使われていなかったものがある日突然お気に入り認定されたり、実は人間が見ていない時間だけ活用されていたり。猫と暮らすあるある話でした。

これまで気づけなかったのは、猫たちに使ってもらえないものは次々と撤去してしまうことが多かったから。敷物は場所をとるのに対しスペースには限りがありました。またあれやこれやとものを増やすことで雑多な印象になるのも避けたかった。

でも比較的デザインをあわせつつ並べられる、あるいは重ねて使えるような敷物にしたことで撤去の手間は不要に。結果的に猫たちがそれぞれ好みの場所を選び、時には移動して寝そべってくれていることに気がつきました。

実物は写真で見るよりも厚みや質感の違いがわかりやすいものの、併用したままでも来客時に隠したくなるほどの違和感はありません。

コストも気がかりだったために一気に揃えることはできず、年に一種類くらいのペースで増やしてきた敷物類。デザインに統一感を持たせたるという条件で推し進めたことは、わが家にとって正解だったと思います。

驚くような暑さで迎えた今年の夏は、幸いマット類の追加や買い替えの必要だけはなさそうで一安心。床に関する涼しさの対策も現時点でできることは完了しており、ようやく敷物選びは落ち着いたかなと。

今後はできるだけ空気の流れを妨げるような家具などを置かないよう気をつけていくことに。同時に更に涼をとる方法も考えていきたいと思います。

本日もおつきあい、ありがとうございました。

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