こんばんは、ヤマネコです。
2019年に無印良品でビーズクッションを買いました。
正式な商品名では「体にフィットするソファ」の小サイズ。中材にマイクロビーズが使われている、箱型の椅子のようなデザインです。
わが家では猫と人とで共用できるようにと買ったもの。以来とても便利に使っているのですが、ここ数年は少しだけ使い方を見直すようになりました。
広い面を上にすれば、一猫か二猫が寝そべって使えそうなサイズ感。
基本的にはリビングに出しっぱなしで使うようにしていたのだけれど、最近はもっぱら寝室で使う、あるいは必要なときだけリビングに移動させるような使い方にしています。先日のワールドカップ観戦のときなどがまさにそうでした。
理由はカバーの傷み。
上面のこの穴は、おそらく猫の爪によるもの。伸縮性のある柔らかいニット生地で、傷ができやすそうなのは承知していました。
側面のヒッコリー生地のほうが丈夫ですが、こちらでも猫が爪とぎをした形跡がちらほらあります。
どんな生地でもこういう劣化があることは当然のこと。猫が使っていることを考えれば尚更で、それでも四年目に大きな裂け目や落とせない汚れなどがないことはありがたいと思える状況でした。
このシリーズはヌードクッションにカバーをかけて使うタイプで、今のところ傷があるのは取り外し可能な外側のカバーだけです。
ヌードクッションのほうに穴が開くと大惨事になることを知っているため、ひとまず本体ごとリビングから避難させることにしたのでした。
ちなみに大惨事というのは、旧宅で似たようなビーズクッションを処分する際、中材のビーズが床に広がり大変だったことを指しています。忘れられない悪夢のような状況になりました。
- ただでさえビーズの数が膨大。
- 静電気であらぬ場所にくっつく。手にも、服にも、掃除機にもくっつく。
- 掃除機で吸いこんでもすぐにいっぱいになり、その掃除機から出すのがまた大変。
- なんとか移したごみ袋の中でも静電気によりビーズが暴れる。ごみ袋の口を開ける(新たなビーズを入れようとする)たび、すでに収まっていたビーズが静電気で舞うように出てこようとする。
もはや生き物。
最終的に粘着テープで対処しましたが、相当な量だったので本当に途方にくれました。このビーズの対処、過去に一番大変だった掃除のトップスリーくらいには入ります。
次は迷わず粗大ごみに出そう、と思うくらい、もうやりたくないのです。
(可燃ごみの袋に収まりそうですが、収集場で破損したら申し訳ないので注意喚起の上で粗大ごみに)
穴さえ開かなければ快適に使えることも事実。無印良品のクッションはこうしてカバーつきで二重になっているので安心感も増しています。
とはいえその外側のカバーに穴が開き始めたので、そろそろ危機感を覚えるようになりました。
傷が増え始めたことを残念には思いつつ、中材に関してはへたりもなく、ヌードクッションの生地も無事。猫と一緒に使うという条件で不安も大きく、どれほどもつか心配していたけれど、あと数ヶ月で五年目を迎えることを思えば十分な長持ち具合だと実感できました。
最近調べてみたところ、このサイズのカバー単品販売はほとんど終了している様子。これから新作が出てくれることを期待しながら、手づくりすることも選択肢に入れるべきかもしれません。
それまでは今のまま、しばらくしたらほころびを繕うかたちで延命させる予定です。
本日の猫。
件のクッションの上にて。ビーズの柔軟性のおかげか猫にとって様々な姿勢が保てる場所のようで、ここはセルフケアスペースとしても活用されています。
このときは足の爪のお手入れ中。
(この後、私が爪切りで手助けしました)
すごいお顔で……
でも、ふとした瞬間に可愛さを取り戻す。
この表情、私が構えていたカメラに気づいてのサービスかもしれません。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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