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無印良品*6年ぶりのビーズクッション、生地のよさ。

こんばんは、ヤマネコです。

前回の良品週間中に、とうとう「体にフィットするソファ」を買いました。

「人をダメにするソファ」という、いわくつきのビーズクッションです。

 

ビーズクッションを買ったのは六年ぶりくらい。十年以上前に旧宅で使い始め、引っ越し後も新しいものを買い足して愛用していました。

こちらは2013年の写真。

人間が腰かけられるくらい大きいものから、猫がぎりぎり寝そべって使う小さいもの(人間なら背もたれやまくら代わりに便利なサイズ)まで、買い替えたものも含めて十個近くにお世話になったと思います。

とても気に入って愛用していたのですが、使うのをやめたのは当時同居していた猫が理由でした。

 

私が持っていたお手頃価格帯のビーズソファには、中材に大きめの発泡ビーズ(たしか5mmくらい)が使われていました。最近の主流のマイクロ発泡ビーズよりも、ソファ生地越しに感じる凹凸がだいぶ大きかったような。私はその使い心地も意外と好きだったのですが、猫たちにとっては「トイレの砂」を思い起こさせる感触だったようです。

結果、ビーズソファの上で用を足してしまう子が数名出てきてしまいました。

当時そんな話をこぼしたら、ブロ友さんや猫好きさんから同意のお声がちらほら上がったので、めずらしいことではなかったのかなと。ビーズソファはあきらめたというお話もうかがい、わが家でもその問題以降はリピートすることがなくなりました。

  • ビーズソファは洗えない(カバーはともかく、中のビーズを洗うのは難しい)。

これが私にとって最大のデメリットでした。

 

久しぶりの購入に踏み切ったのは、延々と「抱っこ」を求めてくる末猫の登場がきっかけ。

彼はどこへでもついて歩きたいし、どこへ行っても抱っこされたいのです。

これまでは抱っこひもスリングバッグで対応していて、冬は私もあったかいという恩恵を受けていたけれど、これから迎える真夏に四六時中これだと大変だなと。気持ち的には幸せでも、お互いに暑さで倒れそう。

気候変化とともに抱っこを求めてこなくなるかもしれないけれど、彼の行動は他の猫たちともだいぶ違ってまったく予想がつきません。

抱っこを少しだけ遠慮してもらうための対策として、リビングや仕事部屋など長時間すごす場所には色々寝床を用意してあるけれど、それ以外の場所には「移動できるもの」が理想。ならばと、ビーズソファを再導入することに。

 

あわよくば自分でも使うつもりで長年いいなと思い続けていた無印良品のソファに決めましたが、今回は猫優先だったので小さいサイズ(ミニ)のほうに即決。一点でも送料無料だったので、ネットストアで注文しました。

ほどなくして大きなダンボールにクッション(本体とカバーのセット)だけが入って届きました。

肝心の末猫は開梱中からそわそわそわそわしっぱなしでしたが……

使ってくれなかったら困るなあ(しかたがないから私が使おう)、と思いながら注文した私の心配はなんだったんだろう。

あっけにとられるくらいあっという間に、自分のものだと理解してくれたようです。

 

選んだのは「綿デニム(ヒッコリー)」のカバータイプ。単色部分(ニット?)がデニム生地とは異素材で、かなり柔軟に伸縮します。

さわり心地はとてもいいのだけれど、どうにも猫の爪に負けそう。

しかたなく、高座スタイルで使っています。

猫がさわる部分はデニム生地のほうに安心感がありました。

それならもっと小さいタイプを買えばよかったなあとも思ったのですが、人間がパーソナルソファとして共用させてもらう場合もあるので、このサイズでよかったのかなと。

この向きで置いておいてもひょいと飛び乗って使ってくれるので、なんだかんだで高さも堪能しているのかもしれません。

 

というわけで久しぶりにビーズクッションを買ったのですが、実は大きいタイプのビーズクッションで「伸縮する生地」のものを選んだのは初めてだったんです。

個人的な経験からビーズクッションの「生地」についてはこんなイメージを持っています。

  • 伸縮性なし:中のビーズを生地がしっかりホールドして、底づき感が出にくい。ただし中材のへたりが早くなる(短期ペースで補充や交換が必要)。
  • 伸縮性あり:体を受けとめてくれるような感覚で、座り心地が最高。ただしビーズの量や質、生地によっても底づき感が出やすい(製品差が大きい)。
  • 一部が伸縮:バランスがよいと思う。ただし、どの面の生地が伸縮するかで使用感が変わる。

昔持っていた大型ビーズクッションは、どれも生地に伸縮性がありませんでした。そのほうがクッションが横に広がらず使いやすいと思っていたのですが、ビーズへの負荷(かける体重)が分散しないぶんへたりが早く、使い方によっては数ヶ月ごとの中材補充・交換が必要でした。

そのあと手に入れた小型のビーズクッションの生地には全面に伸縮性があり、生地の違いだけでも使い心地がだいぶ変わることを知りました。へたりもゆるやかで経済的だなと。

でも今回の「二種類の生地が組み合わせてあるもの」が一番バランスがよいように思います。わが家の場合は猫の爪との相性が心配ではあるものの、デニム生地は丈夫で静電気も気にならないし、当人(猫)もすっかりご満悦。

今回は久しぶりのお試しだったので安価なものと迷いましたが、何年も実店舗で試し続けてきたものだったので、無印良品のソファに決めてよかったと思います。

 

それから昔使っていたものと中材のビーズの大きさ(それによる感触)が違うおかげか、今のところトイレと間違ってしまう子は現れていません。

実をいえば、今の猫メンバーの中には、当時ビーズクッションをトイレにしてしまった子はいないのです。それも久しぶりに試してみようと思った理由の一つでした。それを想うと少しさみしい気持ちにもなるけれど、だから買わない、と意固地になるのも違うかなと。

そのとき、そのときの猫たちにあわせて、心地よく使えるものを選んでいけたらと思っています。

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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