こんばんは、ヤマネコです。
久しぶりにしっくりくるマウスパッドに出会えました。
何年もかけて、100円ショップで買えるものから、私にとっては高級品と思える2,000円台のものまで色々試していたのですが、こちらは400円弱。
パソコン周辺機器のアイテムではたびたびお世話になっているエレコム社のものです。
(定価は990円のようですが、比較検討していた大半のショップで500円以下の販売価格になっていました)
パソコンを操作するマウス、その下敷きとして使うマウスパッド。マウスの機能性が上がったおかげか、パソコンを利用する方の中でもマウスパッドは不要という考えはめずらしくなくなっているように思います。かくいう私も一度は完全に手放したのですが、その後再び使い始めたものの一つとなりました。
やはり仕事で使うことが一番の理由でしょうか。マウス操作がメインというわけでもないのに、毎日ちょこちょこと使っていると消耗の激しさを感じます。
マウス本体のほうも、二ヶ月ほどの使用で表面が摩耗してしまう。
光っている部分は特別な塗装をしたり濡れたりしているわけではなくて、もともと光沢のないマットな質感だった部分が指との接触で削れてしまった状態。クリックなども指の腹だけで操作しているし、そんなに強く押したり爪を立てたりしているわけでもないのに、早ければ一ヶ月もたたないうちに手元のマウスは必ず同じ運命をたどります。
見た目は残念なものの、本来なら人目につくことのない仕事道具。操作にも問題ないのでこれくらいならまだまだ使うつもりでいますが、機能性の劣化ではなく、感触への違和感から新調したこともありました。
こんなふうに削れてしまうのはマウス表面だけではありません。マウスをすべらせている机の上も年月をかけて徐々に研磨されていきます。以前使っていた机はマウスを動かしていた範囲だけつやつやになったり塗装がはげたりしていたので、私にとってマウスパッドは必須アイテムだったのだと気がつきました。
マウスの反応を良くするためのものというよりは、机を保護するためのアイテムです。
それならなんでもいいだろうと、100円のマウスパッドを定期的に交換したり、下敷きやランチマットで代用したりも試してきました。ただ何かしら不便さがあり、劣化とともに交換するときは別のものを検討するのが常でした。
- マウス(主に光学式)の反応が良く、操作がしやすいこと。
- サイズが大きすぎず(B6~A5くらい)、薄いこと。
- マウスパッド自体が机の上で動かないこと(裏面に滑り止めがほしい)。
- 色柄が控えめなこと。
色々と試しているうちにまとまったのが、こんな条件。
結果的に選んだのが、今回のマウスパッドでした。
操作性についてはマウスとの相性もあるのだと思うけれど、高価なものほど使いやすいのかといえばそういうものでもなさそうです。一度だけお高めのものを買ったことがあるのですが当時の私のマウスとの相性がお世辞にも良いとはいえず、そのときは100円のマウスパッドに救われました。
サイズは私の使い方の関係で10cm角くらいのマットでも十分だと認識できたので、それより少し大きめを希望することに。でも厚みに関しては、とにかく薄くて机の表面と段差が出にくいものが理想。ところが薄いものほどマットの裏面に滑り止めがなく、このバランスが難しいのかなと。
そんな中で見つけたエレコムのマウスパッドは、ノートにはさんで使うような下敷き並の薄さで感激。しかも裏面はすべり止め仕様なのに、よくあるゴムのような素材が貼られているわけではないため、すべらないのに薄さを損ないません(購入後にフィルムをはがす必要があります)。
マウス操作に直結する表面は半球面状プロジェクション加工というものが施されているそうで、愛用マウスは、有線、無線ともに相性も抜群。
半球面、というのがいいのでしょうか? 半年ほど使っているのに削れた様子がありません。耐久性があるのはありがたいこと。
再生PETを使用したエコ商品という点も気に入って、今回の写真のほとんどは追加購入したものを撮影しました。買い替えではなく、家族(二台目のパソコン)用の二枚目です。
個人的に一番よかったポイントは、丸洗いができること。これまでのマウスパッドも自己責任で洗ってしまったことはあったけれど、こちらは説明にも「中性洗剤での丸洗い可」と書かれています。そういう商品があることを知らなかったので意識してこなかったのもありますが、私はこういう説明書きを初めて見ました。
パソコンの周辺機器には雑菌が多いと聞くけれど、その大半が洗ったりアルコール消毒をしたりすることができません。そんな中で少しでもお手入れに悩まないアイテムがあると少し安心。
実際に一度だけ(しかも幸いなことにマウスパッドだけ)こぼしたコーヒーまみれにしたことがありますが、丸洗い可能という仕様にはとても救われました。液体がしみこむような素材でもないので、汚れなども残りません。経年劣化による黒ずみなどを心配して白(四色展開の中のスノー)は避けたのですが、気にしなくてもよかったのかなと。
(そもそもパソコンまわりでの飲み物は厳禁ともいわれますが、厳守しかねています)
実はエレコム社のマウスパッドは二種類目。最初のものも使用感は今のマウスパッドと大差なく良いものだと感じたのですが、そちらは丸洗い可とはなっていませんでした。新調時にこちらの存在に気づき、お値段にも大差がないことから試してみた結果、更に満足度が上がっています。
なお、マウスパッドの中には抗菌仕様のものも市販されていますが、こちらは当てはまりません。その点は残念だったけれど、基本的に自分しか使わないもの(不特定多数の人がさわる可能性は低いもの)なので、洗浄できる仕様を優先させました。
冒頭に書いた定価990円は先ほど認識したのですが、使う前に知っていたら「これが千円近くするの?」といぶかしく感じていたかもしれません。正直、裏表それぞれにちょっとした加工があるだけ(横柄な表現でごめんなさい)の下敷きのようなプラスチックの板なんです。でも半年間使った今は、違いに納得。
実際には400円ほどで買ったのですが、経験上100円ショップのものより状態が良いまま長持ちしてくれているのでお得感にもつながりました。
昔はたかがマウスパッドと思っていたし必要ないと考えたことすらあったのだけれど、仕事道具としても活用するものなので、少しでもストレスの少ないものに出会えてよかったです。なかなか劣化は感じないものの、廃番にならない限りはリピし続けたいです。
本日の猫。
そんな私の仕事机の上に陣取ってきたお尻。
これから数日は仕事の忙しい時期なので、それを察してか少しご機嫌斜めのようです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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