軽い運動後の、メイプロテイン。

もの・こと・ところ

こんばんは、ヤマネコです。

本日9月11日は、たんぱく質の日だそうです。

たんぱく質を構成するのが、九種類の必須アミノ酸と十一種類の非必須アミノ酸であり、その数字からとられた日づけとのことでした。

ゆるめの筋トレにあわせてプロテインを摂る暮らしを始めて数年。色々試す中でお気に入りを見つけたものの、原料価格の高騰や円安の影響を大きく受けてしまったため、今はお手頃なものを見つけては色々と試す日々を続けています。

過去記事（今はこちらのシリーズ）：さくらの、プロテイン。

そんな中で昨年から補助的に試し始めたのが、明治のメイプロテイン。

筋トレの前後にごくごく飲み干すプロテインというより、食事にあわせてたんぱく質を補給するサプリメントのような存在という印象です。また水に溶かして飲むというよりは、味のついたスープなどに混ぜて使うことが前提のようでした。

それまでの私が愛用していたプロテインとは目的や用途が少し違ったのだけれど、たんぱく質が摂れることには変わりません。通常価格であっても比較的お手頃なのと、甘くないという点を気に入り、運動用のプロテインの補助として試してみることにしました。

結論からいえば、買った当初は大失敗だと思いました。

説明どおり甘くはなかったのだけれど、とにかく原材料による独特な味や風味が強いのです。レビューには無味無臭と書かれている方も多いのですが、私は気になってしまいました。

商品説明にあるように、まずはコーヒーに入れてみました。一番期待していたのがこの方法で、いつものコーヒーでたんぱく質摂取ができたら最高だなと思ったのですが、正直惨敗です。

パウダー状のこの商品は熱めの液体には溶けません。説明だと70度以下となっており、淹れたばかりのコーヒーでは当然ダマになってしまいます。60度くらいでも混ぜ方によっては少しざらつきが残るので、更にぬるめのコーヒーか、アイスコーヒーで飲むことが前提となりました。

そうした工夫を試みても克服できなかったのが、味も香りも変わってしまうこと。飲めないことはなくても、おいしさが損なわれる。これは求めていたものではありませんでした。

その後は食事（主にスープ類）に混ぜながら試し続けた結果、濃いめの味噌汁とコーンスープならなんとか飲めそうという結論に。味の変化はあるものの、具によってもスープの風味は変わるので同じようなものだと考えれば受け入れられました。

ただわが家の味噌汁は本来やや塩分控えめの薄味なので、一番良かったのはスープカレー（普通のカレーでも）。ベースが濃い味で、メイプロテインの味に打ち勝てるかどうか、というのが重要なようでした。

いずれにしても少し冷ましてからでないとダマになるので、熱めのスープを飲みたければ、まずメイプロテインだけをぬるま湯で溶かし、それからスープに加えてしっかり混ぜるという手順を踏む必要がありました。

とはいえ、たんぱく質5gずつの分包になっているのはやはり便利。失敗したと思った最初の頃、一袋（14包入り）を使い切るのに数ヶ月かかってしまったのだけれど、最後まで湿気を気にせずすんだのは本当によかったです。

（この商品だけでたんぱく質を摂取するのであれば、一日二包が摂取目安とのことです）

そして結局、今もリピートしています。

味が濃く、ややとろみがついても気にならないスープなどとあわせる。
スープなどは70度以下に冷ましてから溶かすか、メイプロテインをぬるま湯で溶いてから混ぜる。

このルールを守りながら常備。目的にあわせて使い方を見直し、飲める味につなげられるかが勝負。なんとかできそう、という理由から再購入を決めました。

一時期、乳清たんぱく質は自分の体質にあわないのでは？　と乳糖不耐症についての心配もしていたのですが、これも量を控えたり、一気に飲むのを避けたりすることで落ち着いています。

過去記事：プロテインで、腹痛？
過去記事：コスパに感謝の、プロテイン。

私の場合、いつものプロテインは筋トレ直後に（ゆっくりめに）飲み干すことが多いけれど、こちらのメイプロテインは買い物の往復でたくさん歩いての帰宅後や、ちょっとした大掃除で体を動かした後など、気軽なたんぱく質摂取という名目で使うようになっています。主に、午前中に買い物や家事をすませ、昼食の味噌汁などで摂る流れ。

やはり甘くないことと、食事とあわせて摂れるという部分が最大の利点でした。

おいしい、大好き、そういった味ではなかったけれど、今はパウダータイプのサプリメント感覚でお世話になっています。