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お盆じたく、黒缶のキャンドル。

こんばんは、ヤマネコです。

お盆に向けて、カメヤマローソクの黒缶キャンドルを買いました。

以前から興味を持ちつつも手を出せずにいた仏具の一つ。春彼岸の少し後でセールになっているのを見かけ、とうとうお迎えしました。

購入してからずっとお仏壇に飾っているのですが、実際に火を灯すのは今年のお盆の予定です。

ただ中身が気になっていたので、前もって開封してみることにしました。

 

じつはここ十年以上、黒缶(キャットフード)を買った記憶がないので比較もできないのですが、こちらのキャンドルは缶詰よりも一回り小さいそう。

でもぱっと見はキャットフードなので、何も知らずに渡されたら私も勘違いしてしまうかもしれません。そのため至るところに「食べられません」と書かれています。

ぐるっとフィルムで包まれているのでカッターナイフを使って開封。

気になっていたのは、缶の蓋。

プリントされた蓋の内側がどうなっているのか? と思っていたけれど……

ただのっているだけの紙蓋(裏面がシール)でした。

そして中身は、フレーク状のキャットフード。を模した、キャンドルです。

 

更に気になっていたのが香りのこと。

あちこちの商品レビューで散見されたのが「香りがする」というコメント。でも商品説明には「無香料」とあったので、実際はどうなのかなと。

結論からいえば、私に感じられたのはワックス(?)のような香りだけでした。

猫にも確認をお願いしたのですが……

やはり興味のある香りはしないとのことです。

 

個人的には無香料が確認できてホッとしました。

私は時々茶香炉でまたたびを焚きます。

そのときは各猫その場でゴロニャンする子が多い(次々と床に倒れていく?)のですが、これがキャットフードの香りだとしたらにおいの発生場所に飛びついてしまうのではと不安に思っていたから。

茶香炉でもキャンドルでも猫が近づける状態で放置することはありませんが、猫を引き寄せる食べ物の香りが長時間立ちこめるような状態は避けたかったのです。

というわけで無香料(材料であるパラフィンワックスの香り?)で大満足。心配事が一つ減り、これでお盆の計画も立てやすくなりました。

 

尚、同じシリーズのお線香には香り(かつおだし風味)がついているそう。

香りつきのほうが猫は喜びそうですが、使う場合は注意が必要かなと思いました。キャンドルより燃焼時間が短いぶん見守りやすいかもしれません。

 

あれから七年目の夏。そして、七度目のお盆。
(計算に自信がなかったのですが七回忌の年だと思います)

今でも大きな悲しみと喪失感で打ちひしがれることはあるけれど、生きることに絶望してしまうような漠然とした真っ暗闇は晴れてきたように思います。

理由の一つは今でもともに暮らしてくれる猫たちがいること。

彼らのすごす環境を脅かすことがないよう、それでいて送った子の供養を精一杯できるよう、じきに迎えるお盆についてまた少し考えていくつもりです。

 

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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