こんばんは、ヤマネコです。
先日新たに扇風機を一台買い足しました。
もともと愛用していた扇風機の一台がACモータータイプで、省エネを目的にDCモータータイプへ買い替えたいと夏前から考えていました。タイミングを逃したまま夏も中盤、そのおかげで扇風機もセール価格のものが目立つようになったため、ようやく注文しました。
とはいえ旧扇風機もまだ動くので、ひとまず用途を見直す形で併用しています。
- 新(DC):長時間使用するリビングに設置。
- 旧(AC):リビングからキッチンへ移動。人がいるときだけ使う短時間用に。
結果的にキッチンですごす時間も快適になりました。
新しい扇風機は、無事リビングに。
購入したのは一般的な形の扇風機ですが、実は今回の目的はサーキュレーターとしての用途。エアコンを使用しているリビングの冷気を隣接する狭い仕事部屋へと送るために買いました。基本は床置きで、今の季節だと私が仕事をしている間(一日十時間以上)はずっと使い続けることが前提です。
ただ一般的なサーキュレーターといえば背が低く、床に設置する場合は猫の目線の高さで羽が回ります。
常に猫のいるスペースで使う(リビングに設置する)、それも新たに買うものであれば高さのある扇風機のほうが安全かなと判断した結果が今回の買い物でした。
とくに弟猫と暮らし始めてからは「これまでは問題なかった」という常識がことごとく覆されているので、年々少しずつ慎重になっています。
今回の扇風機選びの絶対条件は三つ。
- 省エネのためDCモーター仕様であること。
- 猫がいるため操作部(ボタン類)は上部にあるもの。
- ネット上で取説が読めること(とくにお手入れ方法の欄)。
DCモーター希望というのは前述どおり。そして前回(十年近く前)の扇風機選びで唯一悔やんでいた操作部の位置にこだわりました。
とにかく上部操作。立ったままボタンを押せるので妊婦さんや高齢者にもおすすめとのことですが、わが家の場合は台座にボタンのある扇風機だと猫が押してしまうから、それを防止するための上部操作型でした。
操作部周辺はやや熱を持つこともあり、それが台座部分であれば猫が寝そべることになり、放熱がしにくくなり、悲しい悪循環につながります。だから次は絶対に操作部は上、と思っていました。
上部操作型だと台座はとてもシンプルな構造。想像以上に軽く安定感について心配したけれど、これもとくに問題なさそうです。
最近の機種は思いのほか上部操作を採用しているものがあるようで、それを廉価品の中から選ぶことができたのも幸いでした。
更にネット上で取説が読めるというのは、数年後も視野に入れての希望です。紙の取説も購入直後に一読するし、必要に応じて保管もするけれど、やはり時間がたってからはネットでさくっと検索できるのが便利というのを学びました。
この条件が加わると、あまり見聞きしないメーカー品は必然的に除外。私にとっては重要事項なので少なくとも購入時点で公式サイトにオンライン取説があることは確認するようにしました。
一方、今回に限っては妥協できる点もあります。
- 高さ調節や首振り他、特殊な機能は不要(あってもなくてもいい)。
- おしゃれなデザインでなくてもいい(来客時に使う目的ではないため)。
絶対条件であげたポイントを除き、先代の(キッチンに移動させた)扇風機の動作を引き継げるなら性能アップなどは一切求めないことに。
実際に今回選んだ機種だと高さは固定、首振り範囲は60度、軽量で使い勝手はいいのですが重厚感のある高級品という印象からは少し遠のきます。
ただ私はこのシンプルなデザインも好みで、機能や構造についても文句なし。
この先用途や使用場所が変わることはあるかもしれませんが、いついかなるときにも万全なデザイン選びは困難なので、あくまで今必要なものを最優先としました。
それでも少しだけ気になったポイントが四つ。
- 持ち上げるための工夫(凹凸など)が本体背面にない。
- 台座から出るコードが部分的に黒。
- 八段階の風量調節に対し本体のボタンが一つ、ランプは四つしかない。
- 羽の分解には、プラスとマイナスのドライバーが必要。
ほとんど移動はしないのであまり問題はないのですが、他の扇風機(サーキュレーターも含む)にはあった背面の凹凸がないことにちょっとだけ戸惑います。
持ち上げるときはポールをつかむスタイル(本来は両手で)。
頻繁に移動させる使い方が前提な場合は不便かもしれません。
それから正しく組み立てできているのか何度も確認してしまったのが、土台から出るコードの色。この部分だけなぜか黒。
正直これは購入前に気づきませんでした。現状の用途の範囲ではあまり気にならないけれど、今後機会があれば対策しようと思います。
また本体を操作して風量調整をするときには少し難が。ランプがやや確認しにくいことと、ボタンが一つなので操作する際に何度も押さないといけないこと。
風量操作はリモコンのほうが楽に行えることに気がつきました。
- 本体はボタン一つなので、一段階下げるために、場合によっては七回押す必要がある。
- リモコンは風量を上げるボタン、下げるボタンがある。
電源をオフにしても、電源コードさえ抜かなければ調節した風量は記憶されているため現状大きな支障はありませんが、こまめに調節したい場合はリモコンのほうが効率はよさそうです。
それから分解時の工具について。この扇風機は購入時に羽は組み立てずみの状態で梱包されていました。
お手入れの際は分解することになるため、今回使用前に挑戦しておくことに。分解だけなら作業としては一分ほどの所要時間だと思います。
プラスドライバーが付属していたのでその一本で分解できるものと思ったのだけれど、実は更にマイナスドライバー(あるいはコインなど)も別途用意が必要だと発覚。
私に知識がないだけでこういう仕様にもなんらかの理由があるのかもしれませんが、素人の要望としては羽の分解時に必要な部分だけでもネジを統一してほしかったなと。
その四点が少し気になりましたが、ほぼ許容範囲なのと対策もできることから大きなデメリットだとは思いませんでした。
使用感としては良くも悪くも扇風機。一切不満はありません。
DCモーターになったおかげで音については本当に静かになりました。扇風機よりも数メートル離れたエアコンの風音のほうが大きいくらいで、じっくり見ないと透明な羽が回っているのかはわからないくらいです。
尚、稼働中はランプがついているので暗い部屋だと確認しやすくなる一方で、もし就寝中に使うことが前提だと気になるかもしれないなと思いました。
(私は歴代扇風機の小さなランプが睡眠の妨げになったことがないため心配していません)
機能性は本当にシンプルですが、求めていたとおりの条件。型落ち品のようでお値段も五千円前後。DCモーターだともう少し高価なイメージでしたが、十分予算内となりました。
八月も後半となってしまいましたがまだまだ暑い日が続くので、残りのシーズンしっかり活用し、場合によっては暖房器具との併用でもお世話になろうと思います。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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