こんばんは、ヤマネコです。
この秋、長らくお休みしていた「ふだん着物」を再開しました。
毎日、洋服を着るのと同じように、和服を着る。
それができたらすてきだろうなと昔からあこがれていて、よろめきつつも一歩を踏み出したのが2016年のことでした。最初は浴衣だけでしたが、少しずつ着物にも袖をとおすようになりました。ところが諸事情あってお休みし、そこからまた気持ちを立て直すのにだいぶ時間がかかったように思います。
それでも、なんとか再開することに。
きっかけは、もみじ狩り。
といっても家族が運転する車で出かけ、現地の公園を少し歩くだけの計画です。身内の祥月命日もあり、お墓参りも兼ねての外出でした。
久々のセルフ着付け。写真で見ると見苦しさが際立ってしまうので、あえてのピンボケで失礼します。
猫と暮らしていること。
毎日長時間のデスクワークが主なこと。
着物を扱える和室がないこと。
だからなかなか着物は着られない。
本当はやりたいのに、できない。私はついその理由を並べてしまいます。
でもよく考えてみれば、その理由のどれもが「着ること」の障壁にはなりませんでした。たしかに「着て生活すること」には支障もあるのだけれど、まずは練習が必要なものなのだから「着ること(すぐに脱いてもいい)」を始めるにはなんの問題もないのです。
あとは、己の気持ちだけ。
それがようやく行動に結びつくくらいまで回復し、今回の再開となりました。
今はまだ丸一日和服ですごすことはできず、朝は洋服(ワンピース)を着て、時間ができたら一時的に和装をして、長くても半日たたないうちに早々と着替える。和装をするのは、衣食住の「衣」というより「趣味」の感覚です。
とはいえ最終的な「したいこと」は、洋服の代わりに和服を着て「生活をすること」。
私の生活の大半を占める仕事中はどうしても和服の着用が難しい(作業しにくい)ので、今後はそれ以外の時間で少しずつ「和装タイム」を増やしていけたらいいなと。
- 洋服を、仕事・作業着に。
- 和服を、日常・外出着に。
いずれはこんな形で、バランスよく「ふだん着物」を取り入れる衣生活を目指します。
もみじ狩りの日の猫。
本当は同行ドライブ(車には慣れています)も考えつつ、お留守番となった彼
和装でいっしょに外出するのは難しいかもしれないな……といっても着物の傷みなどを恐れるわけではありません。
万が一、彼がハーネスなしの状態で独り走り出したとき、着物では全力で追いかけられないからです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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