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その後の石油ストーブ、半月分の灯油代とお手入れ。

こんばんは、ヤマネコです。

先月、わが家にも石油ストーブがやってきました。

デメリットもゼロではありませんが、部屋の温まり方や猫たちの反応などを実感してしまうと、エアコンには戻れないような気がします。

その後の石油ストーブ

設置したのは、コロナ2016年製の対流型石油ストーブです。

 

当初心配していたのは壁紙への影響などでしたが、他にも小さな気がかりはいくつかありました。

本当にあったまるのか?

以前の記事でも書きましたが、私にとって「石油ストーブが自宅にある暮らし」は人生初。既にあったまっている部屋に入ったことはありますが、使い始めなどは未知のもので、どうしても不安がありました。

でもこれは完全に杞憂だったな、と思っています。文句なし。わが家の環境だとエアコンよりずっと快適でした。

大きめのストーブを選んだ理由

今回手に入れたのは17畳(木造・戸建てで17畳、コンクリート造・マンションの場合は23畳まで)対応のもの。わが家の場合「一部屋だけ」で使うならここまで大きなものでなくてもよかったのですが、私はこれを一台設置して、各部屋の扉を開けて「数部屋同時に暖める」という使い方をしたかったので大型を選びました。サーキュレーターや扇風機は必要ですが、この使い方にも満足。おかげで一階に設置して、二階までぬくぬくです。

本体メンテナンスは難しくないか?

毎回~二ヶ月に一回ペースで行うメンテナンスがそれぞれありました。ただ、分解も清掃もそんなに難しくなさそうかな、という印象です。

隔月

  • 対震自動消火装置の掃除

毎月

  • しんの点検・手入れ(から焼き)
  • しん案内筒の確認(燃えカスなどが溜まっていないか)
  • 点火ヒータの確認(位置・変形・断線などのチェック)
  • 対震自動消火装置の確認(しんの動き・タールの付着)

既にちょっと汚れていたので、一通りやってみました。取説を見ながらじっくりだと30分くらいかかりましたが、おそらく慣れてしまえば分解から全工程でも10分程度で終わると思います。

隔週

  • 対震自動消火装置の確認

こちらも、外炎筒を外して昨日実践。

外すこと自体は簡単(ねじ二本だけ)なので、汚れを溜めさえしなければ2~3分で終わりそうでした。  

毎回

周辺の確認、灯油漏れの確認など。正直、私は毎回行っていません…が、どうしても周辺を猫の毛が舞ってしまうので、毎日掃除機をかけたりサッと覗いてのチェックは続けていこうと思います。

メンテナンス日は決めない

実はメンテナンスしたのは昨日、12月10日。灯油にちなんで(?)毎月10日を目安に作業しようかなと思ったのですが、こういうルールは設けないことにしました。というのも、灯油が空になったとき(空になりそうなとき)のほうが作業しやすいから。

灯油入れ替えのタイミングでこまめにチェックしていきます。

灯油代(消費量)はどの程度か?

これは環境や使い方(あとは使う人の体質)によって大きく変わる部分だと思います。

使用環境

  • 関東、戸建て。
  • 朝2~3時間、夕~晩3~4時間使用。
  • 目安は(離れた場所で)室温17~20度、湿度50%台。

当初「朝昼晩二時間ずつ」と思っていましたが、日中は暖かい日が多かったので朝晩の二回点火することが多くなりました。

ちなみに比較的寒がりではない私の服装は、家事などで立って動いている間はワンピース+インナーで2~3枚程度の重ね着、座ったときは着る毛布を羽織って。せっかく買ったのだから寒さは我慢せずに、でも使いすぎないような対策は今後もしていくつもりです。

灯油代

二週間で灯油15L(18L缶を使っていますが、慣れない作業&運搬で初回は15Lしか入れられませんでした)が残りわずかというところ。15Lで1100円ちょっとだったので、このペースのままなら今月の灯油代は3000円以下に抑えられそうです。

これから本格的に寒くなっていくことを考えると消費量は増えると思いますが、月5000円以下を目指していこうと思います。

灯油代よりエアコン電気代のほうが安い説?

実は、よほどの寒冷地でない限り「ランニングコストは灯油よりエアコンのほうが安い」という情報も見聞きしていました。うちは関東なので当然エアコンの電気代のほうが(理論的には)安くなるはず。これは冬の終わりにまた見直してみようと思いますが、今のところよほど使いすぎない限り、灯油代が高額で大変…ということにはならないと思います。

持ち物への影響もありそう

今季の感想によっては来年は衣類(あったかグッズ)の買い足しが減らせるかもしれません。光熱費全体のコストはもちろん、持ち物も減らせそうかな?という期待も出てきました。

猫にとって危険ではないか?

猫のため(災害時の暖房確保)に買った、という理由の一方で、猫のそばで石油ストーブを使うことへの心配もありました。そこでまずはストーブを設置し、状況によってはバリケードを買う、或いは自作することも検討していました。

ストーブの「周り」について

実は買ってから気がついたのですが(説明は受けた記憶があるのですが、よく理解できていなかったようです…)、対流型ストーブの周囲、特に下のほうはそんなに熱くならないんですね。

周囲の金属柵部分も言われてみればほんのり熱を持っているかな?程度で、消す直前(点火数時間後)に触っても平気。上に行くほど熱くなりますが、猫の目線で「横からの接触」は今のところそんなに心配していません。

ストーブの「上」について

気がかりなのは「上」、お湯が沸かせる熱さです。これは万が一猫が乗ってしまったら…というのを心配していましたが、そこにはまったく興味がないようでした。消火後もあえて猫スペースに常設しているのですが(慣れてもらうため)、ほぼ素通り。とは言え危険でないとは言い切れないので、わが家なりにルールを決めました。

  • 点火中はそばを離れない(コンロと同じ)
  • 猫が興味を示すものを置かない(火にかけない)

結果、残念ながら日常的な焼き芋調理はNGに(さつま芋を大好きな子がいるので)。それでもひとまずホッとしました。

おわりに

この石油ストーブは「今年買ってよかったもの」に確実に入りそうです。心配事もあるけれど、冬しか使わないけれど、それでも心地いい空間が手に入るアイテムでした。

あまり頻繁に料理などはできないかなと思うのですが…

代わりに、昨年オススメしていただいた焼きみかんを楽しんでいます。

 

本日の猫。

なんだか最近、ラグとスローケットのセット写真が多い気がしています。

もしかしたら本当に、こたつがいらなくなるかもしれません。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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