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ゴム手袋の、小さなキズ補修。

こんばんは、ヤマネコです。

長年苦手意識のあったゴム手袋を、昨年から使い始めました。

それまでも素手だけで水仕事をしていたわけではなくて、以前はニトリルゴムの使い捨てゴム手袋を使っていました。新たに使い始めたというのは、くり返し使う一般的なゴム手袋。

使用感や耐久性を求めて300円強のものを選びましたが、丈夫で使い勝手もよく気に入っています。実際にこちらは昨年末から三ヶ月ほどのおつきあいだけれど、うっかり破いてしまった裾以外は問題なく使い続けることができていました。

ところが、また先日やってしまったんです。

とうとう指先に穴をあけてしまいました。

 

これは産直市場で購入した野菜を束ねていたひも……と思っていたものが実は針金(ビニールタイ)で、それをほどこうと何気なく握り、ゴムを貫いてしまった傷です。よく見れば針金だと気づけたはずなのですが、そこまで考えることなく安易に作業してしまいました。

ふだんどおりに使っていて突然穴があいた、というものではなく完全な不注意。とはいえ、ひもをほどくような細かい作業ならいつもは素手で行うところ、たまたまゴム手袋を装着していたので私の手には(針金の)傷一つありません。ゴム手袋のおかげで惨事を免れたのはありがたいばかりでした。

 

穴があいてしまったのは指先(親指)で、正直このままでは使えません。とうとう買い替えかなと思ったのですが、以前ゴム製品の補修にマニキュアを使う方法を見かけたのを思い出しました。小さな傷ならトップコートなどを使ってふさぐことができるのだそう。

ただ今の私はセルフネイルをしないので道具の常備もなく、代用できるものをと考えた結果、思いついたのが多用途接着剤。

これは昨年、コットンパールのピアスをつくったときに買ったもの(二種類のうちの一つ)です。その後もちょこちょこと使っているのですが、なかなか使い切ることはなく手元に残っていました。

補修方法は、これをゴム製品の傷口に塗りこんで、しっかり乾かすだけ。

コツとしては、少しだけ傷口をずらして、傷口の断面に接着剤(トップコートなど)が入りこむようにすること。そうして作業したのは先日のホワイトデーだったのですが、補修作業から丸二日放置して、その後ドキドキしながら使い始めていたんです。

それからほぼ一週間、次なる浸水もなく無事に使えるようになりました。

後から気づいた失敗が、接着剤を塗るときは「ゴム手袋をひっくり返してから」のほうが美しい仕上がりになっただろうこと。私は表側に塗ってしまったので、写真のように乾いたボンドが光沢を帯びて補修痕が目立ちます。ただ傷がもともと小さかったこともあり、使い始めてしまうと忘れる程度のものでした。

また硬化した接着剤の感触に違和感が出そうだと心配しましたが、それもありません。傷の位置的なものか、接着剤の種類のおかげか、問題なく使えています。

 

もともと使っていたニトリルゴム手袋が使い捨てだったので(キッチンでの使用後は掃除用に……といった用途変更の使いまわしはしていました)、こうしてくり返し使うタイプのゴム手袋も定期的に交換するほうが衛生的かもしれません。補修してまで使う必要性があるかどうかについてはしばし悩んだのですが、状態を見る限りまだまだ使えそうかなと。今後も盛大に破けることがなければ、少なくとも一年間は使い続けてみることに。

そんなわけで補修後も今のところ問題なさそうなので、できるだけ長く初代(サイズ違いで二双を併用中)を愛用していきたいと思っています。

 

 

本日の猫は、お蔵出しの兄猫。

兄弟みんな(持病やアレルギーがない子は)同じ食事をしているのに、血縁組の中でも彼だけがなぜかスマート。

丸い子もかわいいのですが、病気予防のためにも一家総出でダイエット継続中です。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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