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自分の変化と向き合い、手放した家電製品。

こんばんは、ヤマネコです。

先日、空気清浄機を手放しました。

空気清浄機を購入したのは旧宅時代、十年近く前のことです。理由は、当時も変わらず「猫」でした。

トイレのニオイが気になるかも。
アレルギーのお客様が来たらどうしよう?(私もアレルギー)
猫がすごくバタバタ走り回る。
猫も人も、気管支炎になりかねない。
そもそも掃除が苦手だし。

目に見えない何かを除去してくれる、お守り感覚もあって。

 

ただ購入してから現在に至るまで、その空気清浄機に猫が(乗れる形状ではないのに)飛び乗ったり、その勢いのまますごい音で倒したり、部品が欠けたり、床にも傷ができたりと、少しずつ邪魔に感じることが増えていました。そこで、停めた状態でひと夏過ごすことにしたのが梅雨明け前の話。

ニオイが気になる真夏も過ごし、うん平気かなと。

壊れていないものを手放すことに少し躊躇はありました。でも常に電気を使うものなので、なおざりに放置するのも憚られ、フィルターを使い切ったタイミングで引退を決めました。

 

ニオイに関しては自分たちでは気づけない何かがあるかもしれませんが、旧宅とは違う間取りや現在の環境では問題なさそう。そもそも来客が少ないわが家、家族が気にならない程度ならそこまで神経質に空気清浄機を働かせることはなかったのかもしれません。

何より、それを購入した当時と比べ、私自身がかなり掃除をするようになっています(掃除が私の担当になったことも理由)。ルーチンワークとして定着しているし、猫のトイレ掃除も以前より頻繁に行うようになりました。

また、溜まった埃に気づきながら「そのうち…」と放置するよりも、サッと拭いてしまうほうがストレスにならないとも気がつきました。

それだけで悪臭対策が十分とは言い切れませんが、多少の変化はあっただろうなと。そしていつの間にか、空気清浄器も絶対に必要なものではなくなっていたのだと思います。

 

手に入れたときには本当に必要なものだったとしても、そうでなくなることはある。

褒めてもらえた服が似合わなくなったり、趣味だったものから気持ちが離れたり、暮らし方が変わったり、つきあい方が変わったり、感覚や考えが変わったり。

問題は、それに気づくかどうかだなと。

 

一時の整理熱も落ち着いて、今は積極的に「どんどん手放そう!」という気持ちはないのですが、おかげで色んな気づきが生まれるようになりました。これからは更に「変化」を感じながらの暮らしになりそうです。

 

本日の猫。

ベッドの上です。

寝る前の光景です。

一晩寝ると、陸生ジュゴンになります。
(枕カバーを猫用の寝袋にしました)

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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