こんばんは、ヤマネコです。
今年から水をペットボトルで買うようになりました。
以前から「炭酸水」は備蓄の意味もあってペットボトルで買っていたけれど、ふつうの「軟水」は水道水を使っています。飲み水も、料理をするのも、わが家の場合は水道水。
その選択は今でも変わらないのですが、唯一「ペットボトルの軟水」を選ぶようになったのは、猫の飲み水でした。
メーカーやブランドにはとくにこだわりがないけれど、マイルールから選別しているうちにたどりつくのは、大抵が赤ちゃん用。
(例のマグカップがまだ元気だったころの写真です……)
相当な供給不足となるような時期があればパパママさんたちの迷惑になってしまうので避けますが、そうでなければ買い続けたいなと思っています。
そして現在、水選びの基準にしているのは、硬度がゼロであること。
いわゆるミネラルゼロの、RO水(純水)です。
ミネラルといえば、五大栄養素の一つであり体のためには必要なもの。一般的なサプリメントでもよく見かけるものだと思います。私の場合も不足を心配することはあっても、過剰に摂りすぎることはないかなと。ただ犬や猫たちの場合は、不安要素の大きい成分だと思っていました。
といっても、必要量はある(一切排除するわけにはいかない)。
ただ、摂りすぎるのが心配。
猫たちには過剰摂取から考えられる病気も多々あるため、このバランスに配慮するのが難しいなと思っていたんです。
本来、猫たちにとって必要な栄養は「総合栄養食」となっているキャットフードで補えます。持病や体質にあわせた対処が必要な子もいますが、基本的には総合栄養食と新鮮な水、この二つが大切。
(総合栄養食は基準の一つであり、製造国やメーカーによっては呼称が異なります)
この「水」については過去にもくり返し悩む機会があったのですが、とうとう水道水からペットボトルに切り替えました。
日本国内の水道水は、ほとんど(すべて?)の地域が「軟水」。軟水というのは硬度(ミネラル分)が低い水で、健康な猫たちが飲むぶんには問題ないという認識でいました。
ただ、あるとき「私が住む地域の水の硬度」を知る機会があったんです。それが、意外と高かった。興味がある方は以下のサイトから、お住いの地域を確認してみてください。
ざっくりと日本の水は軟水だ、といっても地域によって硬度差があります。全国の状況を見ると硬水の基準となる「120mg/L以上」を超える地域はなさそうですが、私の想像よりも多くの地域が「50mg/L以上」でした。わが家も、まさにその地域。
「50mg/L」ってすごく高いわけではないと思うんです。むしろ、飲みなれた水。
でも市販のペットボトルのミネラルウォーター(軟水)の数値は「20mg/L前後」のイメージだったので、私の感覚だと自宅の水道水の数値は猫たちに飲ませ続けるのは不安なものだったのだと、そのとき初めて気がつきました。そして、これまで尿路結石などの病気を引き起こしていた原因の一つなのではないか? という不安にも行きあたってしまった。
これはあくまで私の心配事であって、病気の原因だったという断言はできません。でも、現にフードなどに考えうる限りの配慮していても病を患う子がいて、それがすべて「体質」で片づけられる問題だったのか? というのも、私にはわからない。
それなら不安要素を減らすという意味で水を替えてみるのも一案かなと。
そこからできるだけ硬度の低い水をさがしているうちに、赤ちゃん用(水のペットボトル)はその配慮がされているものが多いことを知り、しばらく試し続けています。
実は、赤ちゃん用のお水は通常のミネラルウォーターよりかなりお高めで(2Lボトルで200~300円)、取り入れたことでコストはだいぶ上がりました。
ただ、定期的に受けている猫たちの尿検査では、この半年、心配になる数値が出ていません。環境、フード、ストレス、もちろん体質。色々な要素があるので一概に水のおかげとはいえないけれど、今はみんなが元気でいてくれる。とにもかくにも、私自身が安心できる。
どちらがいいか? 何が正しいか? まだ確信の持てる答えは出せていないけれど、だからこそしばらく続けてみようと思っています。
余談ながら。
まだ試していませんが、前述どおり一般的なミネラルウォーターの硬度も(うちの地域の)水道水よりはだいぶ低いので、長期的なコストに苦しさを感じるようなら、比較的お財布にやさしいペットボトルの水を選択肢に加えることも検討するつもりです。
この半年で購入した「硬度ゼロの水」がこちらです。
赤穂化成の「やさしい純水」は赤ちゃん用ではないのですが、私が見るときはいつもお高めでした。
本日の猫。
私が水の心配をしているなど、まったく知らぬ猫。
君にとっては水なんて飲めればいいんだもんね……。
ただ彼も一度だけ(水の切り替え前に)pHが上がってしまったことがあるので、体質的には不安要素のある子。
病気になってしまったら全力で看病はするけれど、まずは病気にしないように暮らしを見直しています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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