こんばんは、ヤマネコです。
昨年末のことですが、GUでニットキャップ(フェイクファーポンポンニットキャップ)を買いました。
ここ数年、毎冬のようにニットキャップを探していました。もともと愛用しているものがあったのですが、それがお気に入りすぎて新しいものがなかなか買えなかったんです。
原宿の竹下通りで一目ぼれして買ったのが、気づけば十年以上前。度重なるお手入れで劣化しているのはわかっていたましたが、それでも好きだったんです。カタチといい、フィット感といい、私にとっては数少ない褒められアイテムでもあって、すべてが理想的すぎました。
でもさすがに今季は買いなおそう、と決心したのが昨秋のこと。
少ない服(私服の制服化)での生活を始めた今も、私は普段着に高級感を求めることはあまりないけれど、何より大切なポイントの一つに「清潔感」があったからです。
そして本格的な買い替えにあたり、最初に決めたのは…
- 最低限の希望条件(色・形など)
- 購入するまでの期限
「ほしい」ではなく「必要」であることが明確で、何年も探している、でも見つからない。そんなときこそ期限というルールを設けることが大切、と過去に何度も学んできました。
そして今回購入したGUのニットキャップは期限というルールに圧されて買ったもの。はっきり言ってしまえば、そこまでの思い入れを持って迎え入れた代品ではありませんでした。
だからお値段もプチプラ、590円です。
GUキャップに対しては、そんなすごく失礼な経緯で使い始めたのですが、これが思いのほかかぶりやすい。アクリルなのに静電気はほとんど気にならないし、これまでのキャップより厚手なのであったかいんです。
裏側の頭頂部。
そのせいかちょっと蒸れるかな…と思うこともありますが、コットン素材の三角巾をつけていてもそう感じることがあるので、素材の問題ではないかも(私の代謝のせいかも)しれません。
ポンポンは中にクッション?が入っているようで、そう簡単にはへたることはないかなと。
ちょっと大きめ(緩め)な感じはしますがその分深めにかぶれるおかげか、走っても脱げてしまうことはありません。色は持っているアウターのことを考えながら「オフホワイト」を選んだので、私には合わせやすく、外出時には必ず使うようになりました。
ちょっと深めにかぶっています。
なんだか現金な話ですが、とても気に入って使っています。
長いこと先代キャップがお気に入りすぎて何を見てもしっくりこなかったのに、最低限の条件(色や形など)だけをクリアさせて手に入れたものでも不満はほとんど見つかりませんでした。
欲を言えば長年探していたのはコットンニット(綿100%素材)だったのですが、静電気問題が気にならないのでアクリルでも結果オーライ。色味も若干希望どおりではなかったけれど、上着と合わせて悪くないかなと思えます。
最初の評価が低かったせいもありますが(ごめんなさい)、満足度はかなりアップしました。
私の中には、持ち物すべてをお気に入りでそろえたいという気持ちがあります。それが見つかるまで買わない、という意志を持つのも悪いことではないと思う。
でもそれを求めるあまり、今存在している不満点と何年もつきあうのは、精神衛生上よいこととは言えない場合も多々。消耗品は特に。それなら及第点のものをひとまず買ってみるというのも一案でした。
「ひとまず買い」ばかりするのは避けたいですが、既に劣化しているものを身につけるよりはずっといいのかもしれません。
そうは言っても、お気に入りだった先代ニットキャップ。
長年お世話になったことにも感謝ですが、そこまで「大切」と思わせてもらえたことも、私にとってはステキな経験でした。お気に入りを持つ魅力は、そういう部分にもあるのだと思っています。
本日の猫。
ストーブの近く(飛び乗ったり触れたりしない距離)に椅子を置いてみたところ、大人気。
そんなに近くでなくても十分あったかいのですが…
なんとなく集まってきます。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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