こんばんは、ヤマネコです。
最近、思いがけず数年前の写真を目にすることが増えています。
2021年にスマホをiPhoneへと買い替えたのだけれど、実は一台目のAndroid(2018年購入品)も手元に残しているんです。
- 過去記事:Androidから、iPhoneへ。
古いスマホに新しいアプリを入れることはほとんどないものの、以前使っていた機能はほぼそのまま。古いAndroidは動作がだいぶ重たくて、クリックしても数秒間反応してくれないということも多々あるのですが、中のデータなどもあるのでひとまず手元に残しています。
そんな旧Androidには、Googleフォトのアプリが入っています。
最初から入っていたものだったかは覚えていません。Android機だったこともあり、Googleのアプリには色々とお世話になりました。
ここ一年ほどのことだと思うのですが、そのGoogleフォトから時々通知が入るようになったんです。概要としては、「数年前の今日の写真を見てみませんか?」と。
私が知らなかっただけで前からあったのか、新しく加わった機能なのかはわかりません。ただ通知が入るようになったのはiPhoneに切り替えてからしばらくしてのことです。
旧スマホもWi-Fiにはつながっているため、アプリなどの更新があれば自動的に行われています。一部は更新を切りましたが、Googleアプリなどは基本的にそのまま。
そんなわけであるときから届くようになった通知をなにげなく開いたところ、たしかに数年前の写真がずらり。びっくりしたのは、私がスマホを持つ以前からの写真が表示されることでした。
場合によっては「今日(数年前)」の写真ではないこともあるし、先月撮った写真がアルバムになって届くことも。私にはランダムとも感じられるルールでまとめられているようにも思えました。
明確な把握ができておらず恥ずかしいのですが、おそらく自分のアカウント上の、クラウドに共有されている写真というものなのだと思います。
(一応公開設定になっていないか? だけは確認しました)
そのアカウントにはスマホ以外の、コンデジや旧ガラパゴス携帯などで撮影したデジタル写真もひもづいていて、それらが時々、思い出を振り返るという名目でまとめられて通知されるんです。
なんのための機能か?
通知を切ってしまおうか?
届く通知は旧スマホへ。その動作が重いことも理由に、こういった機能の必要性にはしばし悩んだのだけれど、結局は今もそのまま残しています。
その思い出アルバムの中に、亡き愛猫たちの写真が混ざり始めたからでした。
私は愛猫たちの写真に関しては時々自分でも見返しています。ただ想定していないタイミングでの再会には思わず胸がギュッとしました。
気づけば年間数千枚の写真を撮っており、それが撮影日などで関連づけをされつつもランダムにアルバムとなって通知される。
この機能、本来の意図やしくみを今もまったく知らないものの、時々届くこのお知らせがとても楽しみになりました。そしてその都度、しんみりしたり、ほっこりしたり。自分で撮影した写真ながら、サプライズのような気持ちで堪能しています。
ここ数日、気持ちの浮き沈みが大きく自分でも理由がわからなかったのですが、2017年年末に受けた愛猫の余命宣告のことを無意識に掘り起こしていたのかもしれない、と思い至りました。時期がちょうどかぶるのです。
当時のことは、今でも振り返るたびに苦しい気持ちになります。ただ闘病で頑張っていたあの子の写真を目にすれば感謝でいっぱいになり、それよりも以前に元気だったころの写真を見ればたくさんもらえた幸せに改めて気づけます。
あの年以来、年末から初夏にかけては心のざわめきが大きいまま。それでも少しずつ向き合えるようになってきている。
それを意識しながら、この年末年始も笑える時間を増やしたいなと思いました。
本日の猫写真はお休みさせてください。