こんばんは、ヤマネコです。
今月も庭の様子をご報告させてください。
- 先月の様子：2023年3月の庭、夏日を迎える春。
月の初めはどんより気味だったのに、その後の夏日予報には驚く日々でした。一転、月末にかけて寒くなり、大型連休前にあたふた。
わが家の地域ではそんな卯月でしたが、晴れていればよく日差しも届き、それなりに雨も多く、植物たちにとっては心地よい一ヶ月だったかもしれません。とくにわが家の庭では開花ラッシュを迎え、嬉しい驚きも続いていました。
まずはヒメウツギ。
毎年思っているけれど、つぼみの段階からとてもかわいくてワクワクし通し。
それから半月ほどはかけたでしょうか。一つ二つと開き始めた途端、数日もたたないうちに満開となりました。
その隣に咲くのは、アヤメ。よく似た花としてあげられるカキツバタやハナショウブと見間違えていないか毎年悩むのですが、アヤメということにしています。
そしてヒメウツギと同時期、やはり盛大なつぼみをつけていたのがモッコウバラ。
こちらも見逃してしまう年もあるのだけれど、今年はつぼみの段階からわくわくと見守っていました。
つぼみの多さにも楽しみが募りましたが……
開き始めてからの華やかさには圧倒されっぱなし。
写真はまだ三分咲きくらいだったかと思います。満開の頃も無事に見守り、残念ながらそろそろ終盤を迎えています。とはいえ今年は一番の見ごろを堪能することができました。
そんな豪華な花たちのわきで、そっと咲くのがクリスマスホーリー。
どちらかといえば冬に成る実のほうが主役となりがちですが、花も小さくてかわいいのです。とっても上の一枚を撮影したタイミングだとすでに実へと姿を変えている途中でした。
そんな花期も無事にすぎつつあり、終わった花からあっという間に実へと変化。この実が更にふくらみ、色づいていく変化を今年も冬まで楽しめそうです。
実といえば昨年は見られなかったのがナンテン。
経緯の確認自体をしそびれてしまい、気づけば結実のない冬に呆然としていたのだけれど、今年は少なくとも花は咲いてくれる予感。
まだつぼみとは呼べないと思うのだけれど、その準備が始まっているかなと。花期は梅雨時のはず、ゆっくり見守るつもりです。
とはいえ、今年は暑くなるのが早かったこともあってか、一部のアジサイはかなり前倒しで準備万端。
メインのアナベル（写真が多すぎたので間引きました）は葉が茂り始めたところですが、こちらはあっという間に花が咲きそう。早すぎるのではと心配しつつ、待ち遠しさも高まっています。
同じく梅雨時の楽しみ、アガパンサスはもう少し息をひそめている様子。葉はとても元気そうなので、やはり夏に向けて見逃せないものが目白押しです。
育てている草木の間に、自生している植物もちらほら。
こちらは毎年すくすくと育つワイルドストロベリー。
育てていない、といいつつも見かければ楽しみになり、実際に収穫もできてしまいました。
同じく、なんとなく育てているのか否か、微妙なラインにいるのがヤリズイセン。
今年も元気に、庭のあちこちをにぎわせてくれています。
こちらは育てているほうのミニスイセン。やはりその線引きは曖昧なのだけれど、今年もしっかり咲いてくれました。
先月に引き続き元気なのがマーガレット。
今年は例年ほど広がらないものの花期が長くてとても嬉しいです。
それからクローバー。やや成長が控えめなティントヴェールという種。
グラウンドカバーにしていますが、花も葉も少ないお手入れで旺盛に育ってくれています。
旺盛といえば、トウヒ。
めきめき成長しています。毎年夏が終わる頃には一回り大きくなっているイメージで、モミノキと比べれば育ちはゆっくりでありながら着実に巨大化中。クリスマスシーズンを盛り上げてくれる存在です。
大きめの樹たちの根元に咲くのはアマドコロ。
やはり自生している植物で、根茎部分はおいしい山菜となる一方で、実は有毒だそう。それを聞くとためらってしまい、今のところ食用で試したことはありません。
スズランのような花だけを楽しんでいます。
そしてわが家の花たちの大半が次々と開花し、その後しばらくしてから花期を終えつつある中、まさに主役に躍り出ようとしているのがそのスズラン。
今年は昨年よりもたくさん咲いてくれているので見ごたえが増しています。可憐な姿とは裏腹にこちらは全草有毒ということを念頭に置きつつ、この一時を楽しみたいと思います。
今年は家庭菜園の一部にスギナが生えてきてしまってちょっと大変だったのですが、ひとまず対策を重ねて落ち着いたところ。まだ様子見ですが、これからの季節は積極的に庭に出て外の空気を取り入れていきます。
本日の猫。
これはのってはいけない場所に上がり、叱られた瞬間に私の懐に飛びこんできた弟猫。
叱りつけたのは私なのですが、こうすると私が黙ることを知っている策士。そしてそれをずるいと思いつつ抗えないので精進が必要な私です。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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