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絶対に使い切れないものと、無駄を防ぐフードバンク。

こんばんは、ヤマネコです。

わが家には、毎回「買っては期限切れで捨てるもの」があります。

それが、薬。

念のための置き薬として買った市販薬でしたが、結局使うことのないまま今年に入って立て続けに使用期限が切れ、処分しました。

 

病院で出された処方薬の場合、たとえば「一週間分」の薬の使用期限は、基本的には「一週間」なのだそう。次回(?)の発病時には期限切れになっていると考えて、完治後に数回分残っていても、迷わず捨てるようにしています。

処方箋なしで購入できる市販薬は、色々悩みながらいくつかの漢方薬を「備え」として買い置きしていたのですが、その出番は年々減るばかり。今回処分したものの中には外箱すら開けていないものがありました。

 

もったいないけれど、薬に限らず防災用品などの備えの品に関しては、使う機会が少ないのが幸せなことだと思います。

それがわかっていても、使い切れないものを処分するのはいつになっても慣れません。

 

そんな中、ブログ「ミライをととのえる」のミライさんが、フードバンクというシステムを紹介されていました。

ミライさんは断捨離に励む日々の記録とともに、暮らしの見直しをテーマとしたブログを更新されていて、実際にフードバンクを使い始められた方。

 

フードバンクとは「未開封の常温食品で賞味期限が1ヵ月以上残っているもの」を寄付できる、という取り組みのこと。集められた食品はボランティア活動(炊き出しなど)に使われるそうで、すごくいい仕組みだと思いました。

その回収場所を、ミライさんは最寄りのスーパーで見つけられたそう。私はというと…恥ずかしながら存在も知らず、ここしばらく意識して探してみたものの見つけることはできませんでした。検索すると都会のスーパーにあるイメージで、こういうときだけは田舎暮らしが口惜しくなります。

ただ、送料自己負担で宅配での寄贈はできるようでした。

 

ところで「フード」バンクなので当然「薬」は回収対象ではないのですが、別の形で似たようなことができたらいいのになあと思いました。処方薬は無理だとしても、風邪薬のように一般的な市販薬で、一定の期限が残っているものなら!

…なんて、素人考えでごめんなさい。でも本当に、薬を捨てずに済む方法に悩んでしまうのです。

 

そこで今年、改めて「市販薬を買い置かない」という選択肢を試そうと思い立ちました。

  • 必要になってから買いに行くことが可能な環境・家族構成
  • もともと市販薬を飲むという習慣のない生活
  • 今のところ家族がみんな健康体

ちょっとしたことでは薬を飲む、という発想自体がありません。私に至っては倒れて動けなかったときですら「病院か?気合いか?」…そんなワイルド二択になっていたような。

それに病院に行くまでもないかな?という軽度の症状であれば、代用品が家にある場合も。

これはオレンジシロップで甘味をつけた、葛湯。

甘くてとろんとろん、子どもも喜んでくれる味。

葛湯は「葛根湯(かっこんとう)」の成分の一つ。まったく同じ効能ではないようですが似た効果は期待でき、風邪のひき始めなどに飲んで休む、そんな使い方もできるそう。

 

シンプルな方法は時に難しくもありますが…まずは普段から、体調を崩さない生活を意識する。その上で日常的な食材に、薬に置き換えて使えるようなものを選んでおく。

昨年から興味を持って色々調べ始めたのですが、あまり意識せずともスーパーで気軽に買っている野菜や果物、ヨーグルトやハチミツなども薬膳の材料に使われるようです。

たくさんいただいた長ネギ。これも寒気を伴う風邪の初期に。

常備薬が必要かどうかは家庭ごとに違うと思いますが、ひとまずわが家は「市販の内服薬を持たない暮らし(薬用のど飴などは除く)」を始めてみようと思います。

 

 

本日の猫。

私の割烹着(しわしわごめん)の裾に座り込んだ彼。

でも本当にしたいのは…割烹着の中にもぐること。

冬の間、ロングスカートや割烹着の中に猫を入れて「一人こたつ」というプレイ(?)をしていた後遺症が治りません。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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